【性懲りもなくギャルゲー】
やまはちゃん「びーわーくん!!またエッチなゲームしてるのね」
びわ 「あっ!やまはちゃん!!いつ来たの?」
ここにいる4人の正体は猫なので、足音を立てずにやってくるのは得意です。
麦ちゃんは、びわにギャルゲーのソフトを貸した楓を怒っていますが、楓はしらをきっています。
【ギャルゲマニアの愛機PC-8801/9801シリーズ】
8ビットPCのベストセラー、NEC PC-8801シリーズのグラフィック・サウンド強化型16ビット機[PC-88VA2](1988年)です。
それまでの16ビットPCの処理能力・グラフィック・サウンドを遙かに超えたシャープの16ビットPC[X68000]の対抗機種としてNECが送り出した刺客だったのですが、このPC-88VAシリーズはむしろX68000の優位性をPRするような存在になってしまい、PC-88VAシリーズは短命に終わってしまった幻の16ビットPCになってしまいました。
アニメ絵の可愛い女の子が登場するゲーム、いわゆるギャルゲーは、NECのパソコンPC-8801・PC-9801シリーズ向けに数多くリリースされました。
ギャルゲーはアダルトゲームほど過激な性的描写はないのですが、それでもエッチな場面はプレイヤーへのご褒美要素として盛り込まれています(^_^;
PC-8801・PC-9801シリーズには、そのハードウェアの特性から、また、その開発にコストがかからないこともあり、各ソフトハウスが高度なグラフィック性能を要求されないアニメ絵を使用するRPGやギャルゲを多数リリースしていました。
ええ、硬派な私はギャルゲが少なく、正統派シューティングゲームが揃っていたX68000ユーザーでした!!
【PC-88VAシリーズ専用[R-TYPE]】
ぶっちゃけ言うとPC-8801/9801シリーズは、当時としても最大640×400pixel 8色~16色とグラフィック性能が低く、アニメ塗りのイラストは表示できても写真のような自然画の表示はできませんでした。
富士通やシャープが4096色、65536色表示のできるPCを次々と発売し、その人気が高まっていたため、NECもグラフィックとサウンド機能を大幅に強化したPC-88VAシリーズを市場に投入し、ローンチタイトルとして、NEC純正ソフトとしてアーケードゲームの名作[R-TYPE](アイレム)を発売しました。
R-TYPEは異色のシューティングゲームで、ゲームシステムの斬新さもそうですが、敵キャラのデザインがとてもキモくて、その印象が強く残るゲームでした。
上のイラストの画面に表示されているのは2面のボス[ゴマンダー]です。
従属するサナダムシのような攻撃メカ[インスルー]が体節から弾を打ち出し攻撃してきます。
インスルーは体節が破壊されても、イソギンチャクのようなゴマンダーの管にズボズボと潜り込んで、体節を修復してボコボコと管から身をくねらせて出てくるのですが、その光景はとてもキモくて当時トラウマになった子どももいるのでは…(゚´Д`゚)
ちなみにこのゴマンダーのデザイナーは女性の方で、アイレムの社長にデザイン画を見せたら「…疲れてるだろうし、精神科に行った方がいいよ」と言われたとかなんとか(^_^;