悪魔との取引 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【反ワクチン勢力の実力行使が始まった】

童子さん  「国内の医師450人がワクチン接種中止を求めて嘆願書を提出したですって!?」

麦ちゃん  「じゃあ、噂通り新型コロナワクチンって危険なの?」

みどりちゃん「だけど、河野大臣がワクチンに関するデマを否定していたじゃないの」

童子さん  「うーん…この450人の医師って、民間療法や代替医療の人たちばかりよ」

麦ちゃん  「民間療法?」

童子さん  「科学的根拠に基づかない[療法]よ、[医療]とは違うものね」

みどりちゃん「きなこさんが売ってる謎の水素水とか、ほかにも波動治療とかああいうやつよ」

麦ちゃん  「きな姉はタダ同然の水でインチキ商売をするのが好きだからねー」

 

河野太郎新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣が、現在世間に流布されている新型コロナワクチンに関する流言を、6月23日に公式に否定したためか、上記のような騒ぎになってきました。

 

私自身は民間療法の中には伝統のあるものが多く、基本的に自分の持つ治癒力を使うものなので、そのすべてを否定するものではなく、また代替医療の鍼灸、マッサージなどは効果が科学的に認められ市民権を得ているものです。

 

ですが、今回のワクチン接種中止を求めている医師の中には、科学的な根拠が乏しかったり、否定されている水素医療や波動治療といった高額な保険適用外の民間療法を行っている方が多く、どうしてもうさんくささを感じてしまいます。

 

ある脳外科医さんがtwitterでこうツイートしていました。

 

反医療の医療者は正にこれで、自分達が推しているエセ医療を信じている程、頭悪くないんですよ。ただ悪魔と取り引きして、ビジネスとしてやっているだけです」

 

反コロナウイルスワクチン啓蒙書籍、「医師が教える新型コロナワクチンの正体」の著者の内海 聡医師のかつての同僚だった医師の方が「彼は闇落ちして変わってしまった」とツイートしていたのはまさにこのことだったのかもしれません。

 

 

【マスクびわ坊】

みどりちゃん「あら、びわくん。マスクしてえらいわね」

麦ちゃん  「違うのよ、ちゅ~るを盗み食いしたのがバレて、罰でマスクをつけさせられたの」

びわ    「モガモガ」

 

ワクチンを接種したからといっても、感染力の強い変異株COVID-19デルタプラスが広がりつつあるので、人混みではマスクはまだはずさないほうがよさそうです。

 

 

【ファイザーの新型コロナウイルスワクチン】

新型コロナウイルスやインフルエンザ、エイズウイルスのようなRNAウイルスは変異が極めて早く、それまではワクチンを作っても効果は期待できるものではありませんでした。

中国シノファーム製のワクチンは従来型の不活化ワクチンで、歴史はあり取扱いも容易なのですが、その有効性が低いのはこのためです。

 

ファイザー製、モデルナ製のmRNAワクチンは少々のウイルスの変異に対しても有効で、今回の新型コロナウイルス感染症では高い効果を見せています。

しかしmRNAワクチンはこれまでにない新型ワクチンであることから、予想されていた副反応だけではなく、人体への中長期的な影響を懸念する一部の科学者(こちらは真面目な学問としての科学)の意見があることも事実です。

 

私はワクチンを受ける機会ができたら接種してもらおうと考えています。

 

「それまでの2倍の速度、時速250kmで走る夢の超特急が完成しました」

「いや、もし事故があったら全員死んでしまうじゃないか」

「最新の技術を投入して、保守点検も完璧です」

「それでもいつか大事故が起きて数千人の死者が出るはずだ!これに乗ってはダメだ!!」

 

それでも今は東海道・山陽新幹線だけで、一日70万人もの人が新幹線に乗っています。

リスクとリターンのどちらを取るかはなかなか難しい問題ではありますね。

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