【ペンプロッタと童子さん】
キナ鉄建設の大月部長から誘われて、またアルバイトに来た麦ちゃんたちです。
童子さんは40年近く昔に、当時最新のパソコンを使って設計された鬼奈川鉄道鬼奈川本線の図面を出力しています。
麦ちゃん「その機械、わざわざペンで図面を書いてるのね」
童子さん「まあ、図面は元々手書きでペンで書いていたから、そんな感じよね」
キナ鉄建設本社には、40年前に導入したパソコンとペンプロッタが大切に保管されていて、今でも使うことができるようになっていました。
【渡辺測器(現、グラフテック)のペンプロッタ】
1982年に発売された渡辺測器のペンプロッタ「マイプロット」です。
ステージの上に置いた用紙に、ペンを使って絵や図面を書いていきます。
当時は精度の高い図面を印刷することができるプリンタがなかったため、このようなペンプロッタを使って図面を印刷していました。
私がコンピュータ製図(CAD)を始めたのは1990年頃で、1991年に登場した国産フリーソフトのJW-CAD(MS-DOS版)は無料でありながら高性能で、官公庁や建設・建築で広く使われ、日本の標準CADと言ってもよい存在になりました。
現在のJW-CADは最新のWIndows10に対応していて、今なお多くのユーザーが利用しています。
無料であるということと、歴史が長いので資産が豊富で解説書籍も数多く発行されています。
Welcome to Jww Home Page……JW-CADのダウンロードサイトです
今はフルカラーでA1版まで高速印刷ができる大判インクジェットプリンタが10万円台で販売されていて、図面だけでなく写真入りのポスターも個人で製作できるようになりました。
やる気さえあれば、明日からあなたも設計事務所の所長さんです(^-^)b
何か別のネタで記事を書くつもりだったのに、そのネタを忘れてしまいました(;^_^A