【パニック!!田舎の診療所】
大阪府では今日、新たに新型コロナウイルス感染者が974人発生しました。
それよりも深刻なのは死亡者が55人だったということです。
大阪府では連日1000人近くの新規感染者が発生していたのですが、1日に55人の死者が出たということになると、その死亡率は約5%と言う非常に高いものになっていることが心配されます。
それまでは重症患者はもちろん、中等症の患者も手厚い治療を受けることができていたものが、ついに医療崩壊が始まり、治療行為を受けることができなくなった患者が増えてきたことを暗示しています。
新型コロナウイルス感染症を発症し、治療を一切受けることができない場合は5%の死亡率になるものと推測されます。
一般的なインフルエンザの死亡率が0.01%未満とされていますので、やはり新型コロナウイルスは「ただの風邪」と看過することはできないものだと思います。
【切り札はやはりワクチン】
3D-CADのSketchUpで作成したECMOと医療用酸素ボンベの3Dモデルです。
今年の1月頃は連日5万人以上の新規感染者を出し、ピーク時には一日1600以上の死者を出していたイギリスが、その後、新型コロナウイルスワクチンの接種とともに新規感染者、死亡者を劇的に減らし、ついに昨日は死亡者数を4人にまで減らしました。
現時点では成人の3分の1が2回のワクチン接種を終え、残る3分の2も1回のワクチン接種が完了しています。
徐々に社会活動の規制の緩和も始めているようです。
ウイルス性疾患の治療薬も次々と現れていますが、やはりウイルス感染症への対策の切り札はワクチンであることをあらためて知らしめることになりました。
【反ワクチン運動はもしかして…】
アメブロのブロガーになぜか多く見かけるのですが、「コロナは茶番」「ワクチンは人口削減のための陰謀」と言う方がいます。
このブログでは過去にも陰謀論批判をしてきましたが、実際にはもっと大きな企みが隠されていて、それを糊塗するために、大げさで衆目を集めるネタをその組織がばら撒いているような気さえしてきました。
日本での反ワクチン運動は、もしかしたら政府のコロナ対策…他国に大きく遅れをとったワクチン導入を誤魔化すために、政府が裏でそのような陰謀論をばら撒いているのではないかとさえ思います。
現に「ワクチンを拒否する一部の国民がいるために慎重にならざるを得なかった」と、反ワクチン運動を理由に責任回避を政権政党は始めましたからね…。
と言うと、それこそ疑いすぎなのですけどね(^_^;)