赤い蝋燭と人魚 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【ろうそく屋の人魚】

ろうそく屋の主人「マニア歓喜の人魚が作った蝋燭プレイ専用ローソクが500円だよー」

麦ちゃん    「童子ちゃん、こんな遅くまでろうそくを作らされてかわいそう」

みどりちゃん  「児童相談所に行きましょうよ、児童労働は違法なのよ!!」

童子さん    「でも、ご主人のおかげでこうやって生きていけるし…」

ろうそく屋の主人「俺の娘に何をさせようが俺の勝手だ、変な入れ知恵するんじゃない!!」

 

ろうそく屋の主人は、海岸で拾い上げた人魚の子どもを育てて、人魚にろうそくの絵入れをさせていました。

 

 

【人魚が絵入れをする赤いろうそく】

人魚の童子さんが絵入れをした赤い蝋燭は、溶けたロウもほどよい熱さで、ある種の変態プレイを楽しむ人たちの間では評判が高く、飛ぶように売れていきました。

貧しかったろうそく屋の主人は、人魚のおかげで村一番の金持ちになりました。

 

ところがかわいそうな人魚は、手にあかぎれができる寒い冬も夜遅くまで赤いろうそくに絵を入れる仕事をさせられていました。

 

 

【赤い蝋燭と人魚の像】

2010年に閉店した大和デパート上越店に飾られていた、新潟県上越市大潟に伝わる人魚伝説を元に書かれた小川未明の児童文学「赤い蝋燭と人魚」の像です。

着物姿の少女の人魚像の造形が可愛らしいです。

 

大和デパート上越店の閉店後、この像は上越市本町のランドビル1階に移転されたそうです。

 

上越市にはこの人魚像も含め、9体の人魚像が置かれているそうです。

 

かねてより日本の童話・児童文学を3DCGイラストシリーズにしようと思っているのですが、どうしても変なネタにしてしまいますねー(;^_^A

 

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