【天体望遠鏡の手入れをする童子さん】
麦ちゃんはまた童子さんの家に泊まりがけで遊びに来ました。
童子さんは天体望遠鏡の手入れをして、このあと星を見に外に出るようなので、麦ちゃんもそれに着いていくことにしました。
【接眼レンズを掃除する】
天体望遠鏡の覗き口に取り付けるアイピース(接眼レンズ)についたほこりをブロアーで飛ばして、そのあと綿棒にメガネクリーナー液を染みこませて軽く拭いています。
天体望遠鏡の倍率は、このアイピースを交換することで変えることができるのですが、高性能なアイピースと粗悪なそれとでは見え方に相当な開きが出てしまいます。
粗悪なアイピースを使った時には見えなかった木星の縞模様が、高性能なものに変えたら細かな縞模様まで見えるようになるくらいの違いが出てきます。
また、どうしても目をアイピースに近づけるため、まつげがレンズに触れてしだいに汚れてくるので、時々アイピースのレンズを拭き取ることで、再び綺麗な像を見ることができるようになります。
【今回は小物です】
以前製作した五藤光学研究所製10cmマクストフカセグレン望遠鏡と、今回製作した天体望遠鏡のアイピースです。
小物入れに防湿剤を入れて、そこにアイピースを保管しておくと、レンズにカビが生えにくくなります。
天体望遠鏡も長い間使わない場合はケースに防湿剤と一緒に保管することで、レンズや反射鏡にカビが生えにくくなり、性能を維持し続けることができます。
なぜ今回こんな記事なのかというと、久しぶりに私も天体望遠鏡の反射鏡の掃除をしたからです(^_^;)
だいぶほこりがたまっていたなー。