【猫山市自然科学館のプラネタリウム】
新型コロナウイルス感染症の流行で、しばらく上映が休止されていた猫山市自然科学館のプラネタリウムが、4月から再開されるということで、新しいプログラムを入れてテスト上映をしています。
猫山市自然科学館でプラネタリウム解説員もしている童子さんが、プラネタリウムを動かしています。
【コニカミノルタプラネタリウム製投影機[インフィニウムΣ(シグマ)]】
童子さんが操作しているのは、コニカミノルタプラネタリウム製の中型プラネタリウム[インフィニウムΣ]です。
地方都市の自然科学館に設置されている直径15~25mの投影ドームに対応した、コンピュータ制御の最新鋭機です。
肉眼では見えない7.5等級の星まで投影でき、天の川も40万個もの星で構成された星空を投影できます。
ちょうどCDが人間には聞こえない2万ヘルツ以上の高音をバッサリと切り捨てたら、アナログレコードのような音楽の深みが失われたと言われるように、目では見えてはいない星も、風景としての星空には必要なものとされているということで、肉眼では見えない暗い星までもが投影されています。
こちらは田舎なので、少し街から離れれば素晴らしい星空を見ることができるのですが、最新のプラネタリウムは自然の星空よりも美しいかもしれないので見てみたいですね。
【猫山市自然科学館の16メートルプラネタリウムドーム】
3D-CADのSketchUpで作成したプラネタリウムです。
モデルデータは後ほどアップします。
科学教育のために使われるプラネタリウムですが、最近はリラクゼーションスペースとして利用されることも多く、解説も音楽もなく、ただ静かなドームの天井に広がる星空を眺めるだけという場所としても人気が出るようになりました。
たしかに慌ただしい喧噪の都市部で暮らしている人にとっては、このような場所でぼーっとするのもいいかも知れないですね。
芝生が広がって心地よい風が吹いてくるような演出も今後はされていくのだと思います。
お昼寝場所としても結構お客さんを呼べるのではないでしょうか(^-^)