【コンビニの募金箱】
麦ちゃんたちがバイトをしているローソン猫山東店に、ねぃぴぁさんがあんまんを買いに来ました。
ねぃぴぁさん「小銭ばかりで財布が重くなっちゃったから、ここに入れるね」
と、レジ脇の募金箱に小銭を何枚も入れていきました。
【陰謀論に振り回された人たち】
なぜかアメリカ大統領選挙に日本人のごく一部の人たちが、Qアノンと呼ばれる陰謀論者集団の陰謀論に共鳴し、「トランプ大統領が世界緊急放送で世界の闇を暴露する」とか、「ディープステートと呼ばれる裏の支配者が世界を支配している」などと声高に叫んでいて、熱狂的なトランプ支持を行っていました。
もちろん結果は報道されているとおりですが、日本国内では「気持ち悪い」「オウムのようなテロをそのうち起こしそうで怖い」と大多数の人が思っているようです。
1995年に起きたオウム真理教による毒ガステロ事件のこともあり、さすがに国家公安委員会(公安)も今回の陰謀論を拡散する人たちを早くから監視対象としてマークしていたようです。
日本のQアノン信者(通称Jアノン)が米政府の追跡対象に…Buzzupの記事へのリンクです
でもって、肝心のQアノンの首謀者ロン・ワトキンスは
「ここ数年楽しかったな、でも新しい大統領が就任したことだし、憲法を遵守するのは大事だぜ。じゃ、またな」
とネットでメッセージを放ち逃げた(自殺したという報道もあり)とのことです。
アメリカ当局に捕まったQアノンの幹部は、ベラベラと捏造したフェイクニュースのからくりを喋っているらしく、「お前は北斗の拳に出てくる、ザコ悪党か!?」と、なんだかなーという展開になっているようです(;^_^A
ほんとアメブロを見ても、熱心にこの陰謀論を広く説いていたブロガーが多くて、大丈夫かいな?と思っていましたが、ま、思った通りの結末でした。
【身の丈に合った善意】
とは言え、Jアノンと呼ばれる日本の人たちも、根底には「資本家の巨悪から人々を守りたい」という気持ちがあったのだと思います。
だけど「私がこの闇の世界に光を届ける」とか、そんな身の丈に合わない善行をするこたぁないでしょう。
善行の裏に「こんなに頑張ってるワテクシを見て見て」があるから、東京スカイツリーくらいに背伸びしてしまい、だけど基礎工事はまともにしていないのでぶっ倒れることになるんですよ。
ポケットの小銭が重いからコンビニの募金箱に入れる、程度からはじめましょうよ。
誰もあなたには感謝はしません。
ですが、「今日はちょっといいことしたかな?」と自分の気持ちが幸せになればそれでいいじゃないですか。
【そして帰る場所も用意すべき】
陰謀論にかぶれた人がそれに覚めたとき、周りが「あぶない人」「何しでかすかわからない」と避けるようになるのはわかります。
ですが、オウム真理教の元信者は、それだけで周りの人々から避けられてしまい、帰るところを失い、再びオウムに帰ってしまうという事がありました。
アメリカの専門家グループはQアノン信者へ、あたたかい日常が待っている、ぜひ私たちに相談してほしいと声をかけています。
日本ではこうはいきません。こういうところはアメリカの良いところだなと見直してしまいます。
というわけでこの話題は今回でおしまい(^-^)