【冬の星座の下】
童子さん「楓さん、このあいだ私が貸した本、おもしろかった?」
楓 「…う、うん」
麦ちゃん「うそよ、楓は活字だらけの本なんて読まないもの」
童子さん「難しくなんかない本だから、暇なときにでも読んでよ」
冬の星空を童子さんが見るということで、麦ちゃんとみどりちゃんもついてきました。
女の子だけでは危ないということで、楓がボディーガードとして一緒にやって来ました。
【童子さんが楓に貸した本】
だいぶ前にこのブログでも紹介した「エレガントな宇宙」(ブライアン・グリーン著,草思社発行)です。
この宇宙を構成する物質の最小単位である素粒子を構成するのは十一次元の紐(ひも)であるという、現在の素粒子物理学、宇宙物理学の骨格となる超弦理論(超ひも理論)を解説した科学書です。
私はそれまで超弦理論については講談社のブルーバックスなどを読んでいて、ある程度はわかったつもりでいたのですが、この本は科学書というよりも宇宙の根本原理、すなわち、この世はどのようにしてできたのかを、あえて数式などを使わずに最新の宇宙論を誰にでもわかるように解説しており、ひとつの哲学書として感銘して読みすすめることができる、まさに名著です。
Amazonのレビューを先ほど見てみたのですが、普段科学書籍を読まない方でもこの本には感動を受けたというレビューがたくさん並んでいました。
惜しむらくはこの本はすでに絶版となっていて、現在は古本でしか入手することができませんが、物理学者ブライアン・グリーンさんの著書で、続編とも言える「宇宙を織りなすもの(上)(下)」が発行されています。
図書館などで見つけたらぜひ読んでほしいです。
自然こそが偉大な創造主だということを理解できると思います。
あー、今回もカタいネタになってしまった…orz
コメレスが遅れてしまってごめんなさい(>o<)