先週金曜に死んだ、愛猫の楓の火葬を日曜に済ませました。
小さな骨箱に収められた楓は、今はおかあちゃん(妻)と、お姉ちゃんの黒猫きなこのそばにいます。
【楓との別れ】
私たちもいずれ楓や麦ちゃんたちのところに行きます。
それまでしばらくのお別れです。
【こむ爺、くりちゃん、麦ちゃんが眠る霊園】
土曜日は雨が降っていたのですが、楓を見送る日曜はとてもよく晴れて青空が広がっていました。
ここで先代猫のくりちゃん、こむぎ(こむ爺)も見送りました。
ブログを始めた頃の記事にも書いたのですが、こむ爺が死んで、ここで火葬をしたときに、この霊園の駐車場に捨てられていた、生まれたばかりの赤ちゃん猫が、楓・麦ちゃん・空ちゃんでした。
もう9年6ヶ月経ったのか…ついこの間の出来事のように思い出してしまいます。
驚いたのは楓と麦ちゃんを見つけて保護した霊園のスタッフさんが、たまたまこの日は出てきてくれていて、私たちのことを覚えてくれていたことでした。
あの日のことを覚えていてくれていて、立派に成長した楓を見て「楓ちゃんは幸せだったねえ」と涙を流しながら撫でてくれました。
本当にこのような形での再会になったことが残念でなりません。
お仕事中なのに、楓のことで私たちとしばらく話をすることができたことで、私のよどんだ気持ちが晴れやかになっていくようでした。
【猫たちと出会い別れるということ】
先代猫のくりちゃん(灰色サビ猫、メス)が死んで、その後うちに迎えた子猫のきなこ(黒猫、メス)と銀ちゃん(灰色サビ猫、メス)が来て、ただ一匹残されたこむ爺は悲しむ間もなく孫娘のような2匹の相手をしなければならなくなりました。
若い頃は大きな声で鳴き、たびたび外に出て行ったりしたこむぎもこの頃にはすっかり温厚でやさしいお爺さんになっていました。
やがてこむ爺も死んで、こむ爺の生まれ変わりのような模様の麦ちゃん(茶トラ白、メス)と楓(茶トラ白、オス)がやってきました。
よくしたもので、大人になったきなこと銀ちゃんは、楓と麦ちゃんにとってよいお姉さんになってくれました。
麦ちゃんは3歳という若さで死んでしまったのですが、黒猫の子猫のぐら(オス)がその頃には家にいて、その後、捨て猫の子猫のびわ(キジトラ白、オス)がやってきました。
最初はこむぎとくりちゃんの2匹だった猫が、きなこ・銀ちゃん・楓・麦ちゃん・ぐらの5匹に、麦ちゃんが死んでびわがやってきてやはり5匹になっていました。
ぐらとびわは悪い子コンビでしたが、今はすっかり大人になってだいぶ落ちつきが出てきました。