今日の猫たちです。
【オフィスのMZ-80システム】
あらたにカラーディスプレイユニット[MZ-80DU](左)をくわえて、シャープの8ビットパソコンMZ-80Cのフルシステムが完成しました。
twitterで昔のパソコンのこのMZ-80ネタをツイートしたら「おお懐かしい!!」と、当時を知る方たちがコメントを寄せてくれたので、今週はMZ-80ネタばかりになってしまいました(;^_^A
MZ-80C(パソコン本体)は10インチのグリーンディスプレイが内蔵されていましたが、グラフィック機能はなくて、英数字といくつかの記号とカタカナしか表示することができませんでした。
カラーグラフィックを表示させるためには外付けのこのMZ-80DU(1979年)を接続する必要がありましたが、表示能力は8色256×192ドットまたは24色192×128ドットという色数が少なく解像度も低いものでした。
とは言え、当時はカラーで絵やグラフが鮮やかにブラウン管に表示されるだけでもすごいことでした。
MZ-80DUは14インチカラーモニタにグラフィック制御用のコンピュータユニットが接続されていて、価格は294,000円と、MZ-80C本体よりも高価でした。
【ドットインパクトプリンタMZ-80P3】
モノクロドットインパクトプリンタ[MZ-80P3]です。
グラフィック印刷の機能は持っていないのですが、文字や記号で濃淡をつけるテキストアートの手法で、疑似グラフィックを印刷する強者もいました。
【総額おいくら万円?】
MZ-80Cフルシステムで総額は120万円を超えるものです。
個人でここまで揃えた方はほとんどいないと思います。
企業での事務処理や工場の機械制御などでフルシステムを揃えることはあったかもしれませんが、それにしても高価なものでした。
ただ、電卓1号機が1964年に登場したとき、53万円という価格でも生産が追いつかないほど売れて、日本語ワープロ1号機が1978年に630万円という価格で登場したときもやはり飛ぶように売れたということなので、企業にとっては価格に見合う生産性の向上が期待されていたのだと思います。
【MZシリーズの船のマーク】
家電製品や事務機には珍しく、シャープのMZシリーズにはシンボルマークがつけられていました。ギリシャ神話に登場する冒険船アルゴ号です。
メーカーとしては誕生したばかりのマイコンで、ニューフロンティアを開拓するというロマンをこのシンボルマークに寄せていたのだと思います。
現在はパソコンやスマホ、ほぼすべての家電製品のみならず、インフラ管理や交通管制、工場生産など、マイコンが使われていないところがないほどになっていますが、あの当時のマイコンは夢あふれる未来技術でした。
楓
体重もだいぶ増えて毛並みもよくなったカエちゃんです(^-^)
もうジュー(強制給餌)はしていません。
カリカリの減り方が激しくなりましたが、食べてくれるのはよいことです。
銀ちゃん
私が寝ているときは、楓・ぐら・びわの男3匹が私の布団にいるので、銀ちゃんは別のところで寝ているのですが、私がいないときは私の布団で寝ている銀ちゃんです。
びわ
たまたまほっそりとした姿に見えますが、ビヤ樽猫のびわ坊です。
ぐらはカメラを向けたら逃げていったので写真はありません(^_^;)