ポケットコンピュータ[PC-E550] | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

今夜の猫たちです。

 

【童子さんとポケットコンピュータ】

麦ちゃん  「あら、今日はやまはちゃんも来てるの?」

やまはちゃん「童子さんがホットケーキをごちそうしてくれるって言うから来ちゃった」

童子さん  「小田川先生のパソコン博物館の立ち上げの手伝いをしてバイト代をもらったの」

みどりちゃん「そのかわり、宿題を渡されたわよね」

童子さん  「このポケットコンピュータ用のデモプログラムを作ってるのよ」

 

 

【最後のポケットコンピュータ】

1988年に発売されたシャープのポケットコンピュータ(ポケコン)[PC-E550]です。

高速8ビットCPU、メモリ64KB、白黒液晶グラフィックディスプレイを搭載し、初期の8ビットデスクトップPCと遜色のない性能を持つようになりました。

 

この頃になると外部記憶はメモリカードを使うようになり、またデスクトップPCと接続してプログラムやデータをやり取りするような使われ方になっていきました。

そのため、ポケコン用プリンタやディスクドライブなどの専用の周辺機器は少なくなっていきました。

 

カシオからも同等の機能を持つポケットコンピュータが発売されていて、この2社で世界で使われていたポケコンの大半が生産されていました。

 

ですが、1980年のPC-1210(シャープ)から始まったポケコンは、この機種以降は理工系学生向けに限定的に発売されるのみとなり、事実上この機種が最後のポケコンになりました。

 

 

【PC-E550の3Dモデルデータをアップしました】

ポケコンは消えたのではなく、電子手帳やPDA(携帯情報端末)に姿を変えて、一般ユーザーに普及していきました。

90年代に爆発的なヒットとなった携帯情報端末ザウルスはポケコン直系の後継機で、以前の記事にも書きましたが、当時シャープと親密な関係にあったアップルはニュートン・メッセージパッドを共同で開発し、のちのiPhone、iPadとさらに姿を変えていきました。

 

現在普及しているスマホやタブレットはパソコンから派生した商品ではなく、これらポケットコンピュータが進化した姿です。

 

私も1990年から2000年頃までこのPC-E550を愛用していました。

トータルステーション(光波測量器)とケーブルをつなぎ、現場で測量データを取り込み、PCのCADで図面を作成するということをしていました。

野外に置き忘れて雨に濡らして壊してしまったのが本当に悔やまれるほど、よく働いてくれました。

 

PC-E550の3Dモデルデータを3D Warehouseにアップしました。

3D-CADのSketchUpで表示・編集ができます。

ダウンロードはこちら…3D Warehouseの私のページへのリンクです

 

 

夜をともにする熟女逞しい青年

最近仲良しの銀ねえぐらです。

 

 

ぐら

「そういうゴシップネタばかりの週刊誌の記事のようなタイトルはやめてください」

 

 

銀ねえと一緒に寝るのが好きだったカエちゃんは、最近ぐらと仲良くなった銀ちゃんに不満げです。

 

 

びわ

「ぼくおとんひとすじー」

今日も激しくなでてもらいたがるびわ坊です。

手を出すだけで頭を動かしてセルフなでなでです(^_^;)

 

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