【暗くなったベテルギウスを撮る】
童子さん「天文部の予算が増額されたので、新しい機材を導入したの」
麦ちゃん「あれで星の写真を撮ってるのね」
童子さん「ベテルギウスがもしかしたら消えてしまうかもしれないから、オリオン座の写真を残しておくの」
イラスト左側にあるのが猫山総合高校の天文部で購入したポータブル赤道儀「ポラリエ」です。
【デジカメで星空を撮るための星空雲台[ポラリエ]】
ここ数日、日本海側でも晴れ間が見えるようになったので、超新星爆発が間近に迫っているオリオン座の一等星ベテルギウスが急激にその光度を落としていて、いよいよその最期が近いのではないかと騒がれているので、その様子を見ることができました。
明らかに以前のベテルギウスの明るさはなく、一目でこれはおかしいと気づきました。
肉眼で見る限りでは二等星のオリオン座の三つ星と同じくらいの明るさでしかありません。
ベテルギウスは星としての終末を迎えつつあり、明るさも安定しない変光星なので、過去にもこのように暗くなることはあったのですが、今回の減光はいつもとは違うようです。
上のイラストは日本の光学機器メーカー、ビクセン製のポータブル赤道儀「星空雲台ポラリエ」です。
【ポラリエはこのようにして使います】
カメラ用三脚の上にポラリエを乗せ、ポラリエの回転軸(極軸)の向きを、のぞき穴から北極星に合わせ、カメラを乗せるための雲台を取り付けてその上にカメラを乗せて電源を入れると、星の日周運動に合わせてカメラが動いていくので、長時間露出をしても撮影した星が線状にならずにちゃんと輝点として写るようになります。
ポラリエは天体望遠鏡ではなく、星空の写真を撮るためだけに特化した赤道儀で、小型軽量で乾電池やモバイルバッテリーで動かすことができるので、長時間露出のできるデジタル一眼カメラや高級コンパクトデジカメを持っている方なら、ポラリエの追加だけで綺麗な星空の写真を撮ることができるようになります。
星空雲台ポラリエ……ビクセンの商品ページへのリンクです
銀ちゃん
朝晩は冷え込むのですが、今日は日中も日が差して、部屋の中が暖かくなりました。
寒さには強い銀ねえですが、やはりあたたかいとごきげんです(^-^)
楓
「だけどファンヒーターつけてほしいなりね」
いつもファンヒーターの上に乗っているカエちゃんです。
びわ
写真を撮ろうとしてもせわしなく動き回るびわです。
何枚か撮って一番ブレていないのがこれです。
フラッシュを使えば綺麗に撮れるのですが、フラッシュは猫たちの目に悪いので、やはり猫撮りには感度の良いカメラがいいですね。
ぐら兄は、私が写真を撮ろうとしたら、爪を切られると思って逃げてしまいました(;´Д`)