【アン教授と土星探査機カッシーニ】
※土星探査機カッシーニの3Dモデルは3D WarehouseよりGuilHerme.G氏の作品を使用しました
宇宙考古学者のアン教授(右)から太陽系開発の歴史の話を聞いている童子さん、みどりちゃん、麦ちゃんです。
【土星探査機カッシーニ】
アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機構(ESA)が共同で開発した無人の土星探査機[カッシーニ]です。
1997年に打ち上げられ、2004年に土星を回る軌道に入り、2017年9月までの13年間にわたり、土星とその衛星の詳細な調査を行いました。
カッシーニには土星の衛星タイタンに投下された小型の探査機[ホイヘンス]が積まれていて、2005年1月にホイヘンスは史上初の地球以外の惑星の衛星に降りた探査機となりました。
衛星タイタンには液体の海と1.5気圧にもなる大気があり、ホイヘンスはそのタイタンの上空からの写真と地表の写真を初めて撮影し、地表で吹く風の音を地球に送信してきました。
タイタンの海は液体とはいえ、マイナス180℃の液体メタンで、大気も極低温の窒素で、さすがに生物はいないものと思われます。
【アニメ[宇宙船サジタリウス]の原作者が関わったカッシーニ計画】
1枚目のイラストに登場しているアン教授は、1986年に放送されたアニメ[宇宙船サジタリウス]に登場したキャラです。
原作はイタリアの漫画家で物理学者のアンドレア・ロモリさん。
今回、このような記事を書いた理由は…
「宇宙船サジタリウス」30年越しのアニメ誕生秘話…アニメ!アニメ!の記事へのリンクです
宇宙船サジタリウスは好きで見ていました(^-^)
当時も物理学者が描いたSFマンガが原作のアニメということで、ちょっと話題になりましたが、20世紀最大の外惑星探査プロジェクトのカッシーニ計画にロモリさんが関わっていたということをこの記事で知りました。
カッシーニの光学観測機器の設計をされていたそうです。なんかすごいなー。
今回はアン教授だけをモデリングしましたが、アニメに登場したアン教授はもっと可愛らしかったので、次回登場までにリファインします(^_^;)
あと、サジタリウス号のクルーのトッピー、ジラフ、ラナたちの3Dモデルも作りたいですね(^-^)