任天堂の携帯ゲーム機「3DS」用のマンガ作成ソフト「コミック工房 」を入手したので、
さっそく何か描いてみました。
【漫画家麦ちゃん】
とりあえず描いてみたかっただけなので、絵も話も全然面白くないです(;´▽`A``
ゲーム専用機である3DSですが、クラムシェル型(ノートPC型)の筐体に裸眼立体視表示の
できるメイン画面と、手元側(ノートPCでのキーボードの位置)に、タッチパネルつきの
サブ画面のデュアルディスプレイ構成になっており、タッチパネル画面では文字入力や
手書きメモなどができるようになっています。
このサブ画面を活かしたCAI(教育支援)ソフトやグラフィックツールなどが数多くリリース
されているのは、任天堂DSシリーズの他社ゲーム機にはないアドバンテージになっています。
最近、マンガ作成に特化したグラフィックツール「コミック工房」が販売されました。
この「コミック工房 」(←株式会社COLLAVIERの製品情報ページです)は、ニンテンドーe-shopで
ダウンロード販売されています。
価格は800円とお手頃な価格になっています。
【起動時の画面】
漫画家さんの机の上を模したデスクトップになっています(^▽^;)
【レイヤーが使える!!】
コミック工房は、4コママンガだけではなく、本格的なストーリーマンガも描くことができます。
あらかじめコマ割りされたテンプレートを使うだけでなく自由にコマ割りができます。
複数のレイヤーを使うことができるので、下書き・ペン入れ・トーン貼り・セリフのレイヤーに
分けて作業を行うことができます。かなり本格的な作りになっています。
【カラーも使えます】
カラー原稿も描くことができます。
【スクリーントーン】
種類こそ少ないのですが、厳選されたスクリーントーンが用意されています。
また、3DS本体で撮った写真を使ってマンガを描くことができます。

画面が小さな3DSでマンガがホントに描けるのか?ということですが、3DSのハードウェアボタンを
最大限に活用して、使いやすくまとめあげているのはさすがです。
3DSを所有していてマンガやイラストを描いてみたい方にはオススメです(^-^)b
ですが、以下のような制約があるために、マンガを描くためだけに新たに3DSを購入する必要は
ないと思います。
【コミック工房ではできないこと】
◯印刷を目的としたマンガを描くこと(Webマンガには十分だと思います)
◯本物のペンのような線画を描くこと(これは3DSのタッチパネルが筆圧に対応していないため)
◯手書きの線の手ブレ補正
◯セリフの文字フォントの変更
などなど
マンガを描くために一から機材一式を揃えるなら、パソコンとペンタブレットとCLIP STUDIO PROの
ようなPC用マンガ作成ソフトを揃えたほうがよいと思います。
ですが、マンガのクオリティは、作画のための道具の良し悪しではないのが事実です。
工房ギャラリー (←コミック工房の投稿サイトです)の作例や、イラスト投稿サイトのPIXIV で
「コミック工房」で検索をかけると、3DSとコミック工房だけで描かれたとは思えないほど綺麗な
イラストや面白いマンガを観ることができます(^-^)
3DSをお持ちの方はぜひマンガ作成に挑戦してみてください(^-^)b

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