今日もいい天気で、日中は暑くなりそうです。

何か機嫌を損なうことをしたのかもしれません。



昨日の検査の結果ですが、腎臓の健全性を示す指標の尿素窒素値、クレアチニン値は下がっています。
ただ、クレアチニン値が3.0と中等度の腎不全の数値であり、今までどおりの輸液と食餌療法は継続
しなければなりません。
心配なのが腎性貧血が出てきたことです。
麦ちゃんの血中赤血球濃度(PCV)が19%と、通常(40~60%)の半分以下となっています。
これは腎臓から生成される造血ホルモンのエリスロポエチン (←Wikipediaへのリンク)が十分に
生成されないことからくるもので、麦ちゃんの腎機能がかなり低下していることを示唆しています。
そのため人工エリスロポエチンを自宅で注射することになりました。
エリスロポエチンの効果はてきめんに現れると思いますが、猫の場合でもヒト型エリスロポエチンを
使用するために、抗体ができやすく、間隔をあけての投与となります。
このエリスロポエチンという造血ホルモンの発見は日本の宮家隆次博士によるもので、その後人工的に
量産されるようになり、腎性貧血や難治性貧血の治療にも使われている極めて画期的な薬剤です。
麦ちゃんに効果があらわれてくれるものと期待しています。

黒ちゃん(シッポ短、オス) この子が一番小柄なのですが、元気爆発です。
茶色くん(オス)
アビシニアン風味です。
女の子の「茶色ちゃん」もこの子とシッポの形以外はそっくりです。
↓今日もみんな元気です。

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