【前回までのあらすじ】(前回の記事へのリンク)
日本のテレビをすべて地上デジタル対応に買い替えさせようとする悪の組織「(社)デ○タル放送推進協会」の怪人「地デジカ」にそそのかされた偽アメショーの「楓」は茶トラ白雑種の「麦」とともに、地デジ非対応の液晶テレビ「アクオスLC-13S2」を地デジカの命令に従い破壊した。
外部よりの情報源の一つである地上アナログ放送受信装置を破壊され、呆然とするきなこと銀杏だが…。
【新アクオス登場】
と、いうわけで、楓のバカちんのおかげで予定より2ヶ月早く地デジテレビを導入しました。
妻のところはすでに地デジ化が完了していましたが、私の部屋のテレビもやっと地デジ化です。
【アクオスLC-22K5-W】
22インチと比較的小型のシャープの地デジ・BS・CS対応液晶テレビです。Amazonで3万2000円でした。
実はほぼ同じ価格帯で32インチも狙えるのですが、私の部屋には大きすぎるのと、PCの外付けディスプレイとして使うことも考えて、この機種にしました。
○利点
1.このサイズでフルハイビジョン(1920×1080ドット)表示ができる
2.比較的安い
3.ハードディスクドライブを取り付けるだけで録画ができる
●欠点
1.液晶パネルがTNであるため、斜めや下方向から見ると画面の色合いが変わる(視野角が狭い)
2.音は軽く、低音が出ない
3.ハードディスク録画は現在視聴している番組だけで、裏番組録画はできない
4.倍速液晶ではない
特にテレビ視聴をメインとする方には、視野角の狭さは致命的だと思います。
真正面からテレビを視聴する分には問題はないのですが、テレビから30度ほど斜め位置から色合いの変化がわかってきます。
アクオスというと高画質液晶のクアトロンやUV2A液晶などがマニアが注目する点なのですが、このKシリーズに関しては正直アクオスの名前をつけずに別シリーズにすべきだったと思います。
【PC用液晶ディスプレイとしての表示】
さすがにフルHDは広いです。コミックスタジオの表示も広々しています。
【CAD表示】
3D-CADも使い勝手が向上します。
【テレビを見ながらの作業も可能】
子画面表示ができ、そこにテレビ画面を映すことができます。
【フォーカスもしっかりしている】
ケータイのカメラで撮影したのでモアレが写っているのですが、実際はフォーカスもくっきりしています。
この画面はネットブックEeePC900HAをアナログRGBで接続して表示しているのですが、HDMI出力のできるPCであれば、さらにきれいな表示が期待できますが、これだけ映れば十分満足できます。
【結論】
このアクオスLC-22K5は、パソコン用のTNパネルを使用した液晶テレビですが、テレビとしては不満が結構でるかも知れません。特に視野角の狭さは気になる人はかなり気になるかも知れません。
しかし、パソコンのディスプレイとしては標準的な性能は持っており、PCのモニタとテレビを兼用したい人にはよい選択肢となりそうです。
今度は楓に倒されないように、しっかり転倒防止のジェルマットで固定しましたよ。
猫マンガの続きは明日掲載です。