還暦記念ヒノイチ42キロ・ノルディックウォーキングの練習として昨日は日野町半周20キロを歩く。
西明寺、原、川原、中之郷、鳥居平、河原、そして西大路へ。
西明寺までの登りは自転車より楽だった。
山は新緑で奇麗だった。
田んぼには水が入り、場所によってはすでに田植えをしているところもあった。
たったの2週間だが桜の季節とは一気に風景が変わる。
20キロで24854歩。
さすがに20キロ歩くと疲れるが、先週の大峰山登山に比べるとまだましだ。
しかし42キロとなるとこの倍だからな。
ゴールデンウィークにはいよいよ決行。
さて、木曜日に初のウェビナーを開いた。他の人の主催でのウェビナーは2月に開いているので正式には初ではないのだが、自分主催では初だ。
やはり直接参加者と語り合うのは楽しい。今回は納豆づくりと酵素玄米づくりをやったのだが、材料がきちんと手に入るかなどの確認ができるのでいい。
アメリカではすでに味噌や麹は手に入るらしい、味噌も日本から輸入したものではなく、アメリカで生産されたものが。
あと、SAD Dietなるものがあることを聞いた。
SAD diet. 悲しい食事法?
実は、SADとはStandard American Dietのことを指すそうだ。標準的なアメリカの食生活。ちなみにdietというのは食事法や食生活という意味で、必ずしも減量だけを意味するわけではない。生きがいダイエットというとダイエット法だと思う人もいるかもしれないが、生きがい食事法のことだ。食事法は通常dietで、the macrobiotic diet, keto diet, raw food diet, Mediterranean dietなどという。食事法以外に食生活という意味もあり、Japanese diet, Italian diet, American dietなどという。
Standard American Dietは加工食品が多く、高タンパク質、高脂質、高糖質なので身体によくなく、ゆえに悲しいということでそこにかけているようだ。
もっともアメリカだってもともとは家庭料理などが食べられていて、ここ4,50年で大きく変わった。巨大多国籍企業が進出し、アメリカの食生活を乗っ取ってしまったので、厳密にはアメリカン・ダイエットというより多国籍企業ダイエットといったほうがいいかもしれない。
そして、日本も他人事ではない。SJD、Standard Japanese DietはSADに比べればまだましだと言えるが、和食からは程遠いものになってきている。加工食品はスーパーの大部分を占め、使われている食品添加物などはむしろSADよりもひどいと言ってもいい。
あと、無知さだ。
先日、納豆オートミールのつくり方という動画を観たら、いきなりオートミールをつくる段階で電子レンジでチンというのが出てきて、
はあ?
何言うてんの、この人と思った。
オートミールを電子レンジでつくる人はアメリカにもいない。
と思う、さすがに。
まあ、文化的にオートミールをつくる習慣がないということでそこは大目に見るとしても、オートミール納豆というからにはもちろん健康を意識してのことだよね。
通常、納豆といえば白米と一緒に食べるのが普通だけれど、それだと糖質の摂りすぎなので代わりにベータ・グルカンの多いオーツにしようと。
ならば電子レンジでチンはないでしょ。
それだけではない。
納豆ももちろん市販の納豆が出てきて、まあ、そのぐらいはいいとしても、そのままついてきたタレとカラシを混ぜている。
僕だったら絶対使わない。、市販の納豆でも家の醤油やカラシを使う。
まあ、ついてきたタレやカラシが悪いとまでは言わないし、たいした量じゃないのだからそのぐらいで騒ぐなという主張も理解できる。
ただ、せっかく健康上の啓蒙活動としてやっているのなら、そういうところで信憑性を損なうようなことはしてほしくない。
自家製ひきわり納豆。
市販の納豆がよくない3つの理由については下記の本を。
『生きがいダイエット―哲学者が勧める、幸せに生きる食事法』
紙版
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4991064856
kindle版