日々、これ新たである。日々、色々な心境、悟境が現われてくるけれども、一つ一つ、心を込めて、精進しつづけてゆくことである。


 精進しつづけてゆく者は、最後には勝利するのである。粘り強く精進しつづける者は、必ず、一歩一歩、己が悟境を向上させているのである。


 日々が一生である。日々、一日一日をいかなる心境で過ごしたかということが、常に問われているのである。


 哲学者であっても、そうである。哲学書をコツコツと読み進んだだけでも前進である。日々の「悟り」というものは、常に最高のものを目差さなくてもよいのである。その日その日の適度な「悟境」をもって良しとすればよいのである。


 このように、一日一日、日々の悟りを積み重ねてゆくことである。良い時、悪い時、普通の時とある中で、いかなる時も精進しつづけてゆくことである。さすれば、必ず、視界が開けてくる時期が来るのである。


 たとえ問題があっても、それを解決する智慧が湧いてくるのである。何故なら、我々は、潜在意識において、常に最善の智慧を思考しているのである。その意味で、潜在意識において、常に仕事を為しつづけているのである。


 故に、すぐに答えが出なくても、待ちつづけるのがよいのである。かのゲーテの「ファウスト」に云うように、努力しつづける者は、必ず救われるのである。


 故に、一歩一歩、前進しつづけてゆくことである。倦まず弛まず、精進をしつづけてゆくことである。さすれば、必ず、悟りの関門を透過する時期が来るのである。

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)

 

 


 


 深い精神統一の中で、哲学的真理によって真なる思索をしている時が、私の真実在の時である。それ以外は幻であり、単なる現象に過ぎない。


 精神統一の真理にも、様々な個性とレベルがあり、その都度、己が思索は刻々と変わってゆくものである。


 その中で、深い精神統一によって、自己内奥の真理を発見見性したものを選んでゆかなくてはならない。真理には、様々な個性とレベルがあるからである。


 このように、自己の精神が生み出したものにも、様々なものがあるものである。その都度、真理の切り口は変わるものであり、思索の基となる精神の統一の段階も変わるものである。


 いつもソクラテスの如き哲人である訳ではなく、時々、その哲学者の本来の真姿が出てくるのである。その本来の真姿を、一つ一つ大切につなぎ合わせてゆくことである。


 例えば、一つのコラムであっても、その背景に、様々な哲学的思索と発見見性があるものであり、そこに精神的な或る力が働いているのである。


 そもそも、このような哲学者の営みというものは、何故に大切なのであろうか。それは、哲学が人生の根本であるからである。本当の意味における人生の根本は、哲学なのである。その中でも、具体的には、倫理学なのである。


 いつの時代にも、哲学者のいない時代はないのである。それは、普遍的な実在精神であり、歴史を超越して、人類の歴史に深く遺ってゆく実在精神なのである。


 セネカの精神であっても、エマソンの精神であっても、西田幾多郎の精神であっても、それらの精神は、いかなる時代においても、深く遺ってゆくのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)

 

 


 


 哲学的天分を伸ばしてゆくことも、大切な幸福の道である。


 世の中には、無限無数の哲学書があるが、その中で、自分自身の精神の糧となるものを選んで、毎日、コツコツと読書をして、思索を深めてゆくことである。


 このような哲学的ライフスタイルが大切である。哲学書の中には、高尚な精神の営みに誘う良書も数多くあるものである。高尚な哲学的営みをこそ、自らの人生の信条とすることである。


 人間の理性を磨いてゆくことは、学問の王道である。確実な理性の思索によって、真理を見極めてゆくことである。


 確かに、一躍にして哲学者になることは出来なくても、コツコツと哲学書の読書と思索を積み重ねてゆけば、自然に本物の学徳を身につけてゆくものなのである。


 故に、哲学の道とは、人間の理性と良心を磨き上げるのに最も適した学問である。真なる人生哲学を学ぶためにこそ、我々は真に善く生きてゆくべきなのである。


 人間は知的実存であり、己が知性と理性を磨きつづけることこそ、人間の尊厳を高める道である。そのために、哲学に学ぶことは、普遍的な道なのである。我々は、理性の徳の内に、人生の最高の宝を発見することが出来るのである。


 哲学の道は、人生の精神の糧を得るための王道である。哲学の道を歩みつづけることを通じて、永遠普遍の価値あるものを心の拠り所とすることこそ、永遠普遍の高尚な精神を創ってゆくための大道なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)