携帯電話事業者がスマートフォン(高機能携帯電話)の普及でデータ通信サービスの高速化を競うなか、通信速度が“遅いが安い”新サービスの人気が急速に高まっている。流通大手イオンが日本通信と組んで販売する月額980円のデータ通信カード(スマホなどに差し込んで通信するカード)の売れ行きが絶好調。NTTドコモも3月から同様のサービスに乗り出す。家電量販店も参入を検討するなど、速度より低料金を求めるニーズに応えたサービスが新たな市場を生みそうだ。

イオンが販売するのは、日本通信が開発した「b-mobileSIM(ビーモバイル・シム)」。データ通信専用で昨年6月から月額980円で売り出した。当初は14店舗のテスト販売だったが、「ほとんどの店舗で即日完売」(イオンコーポレート・コミュニケーション部)となり、急ぎ全国展開へ。11月までに265店舗に広げ、月間5000~6000枚のペースで売れているという。
ビーモバイル・シムは、利用できる通信会社を限定する「SIMロック」を解除したスマホや携帯電話に差し込んで通信できる。通信速度は、毎秒100キロビットとドコモの高速データ通信サービス「LTE」(最大37.5メガビット)に比べ375分の1と格段に遅いが、通信料金は大手携帯電話事業者のサービスが月額5000円前後するのに対して、5分の1だ。
2012年01月6日[SankeiBiz]
確かに、通信費は高い!会社として利用すならわかるが、個人利用では高すぎですようね。
私も、自宅の固定回線、スマホのパケ代、合計すれば10,000円以上!
この春に就職して一人暮らしを始める息子が「父さん、PCほしいんだけど」と言われても
「お前、通信費払えるの?携帯料金だって払うの苦労してるのに」、「そうだね・・・」という会話になっちゃいます。
そもそもネット環境がないと生きていけない世界になりつつある現在の状況、誰か何とかしてくれー!
