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Column it

経済界の底辺に近い位置でもがき続ける経営コンサルよりNEWSを斜めから少しだけ批評させてください!

パナソニックがVHS方式の家庭用ビデオレコーダーの国内向け生産を終了したことが10日、分かった。放送のデジタル化やDVDの普及に伴い需要が急減しているためで、流通在庫がなくなり次第、同社製は店頭から姿を消す。VHS方式は1977年に発売したが、約35年の歴史に幕を下ろす。
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「えっ?まだ生産していたんですか?」と、つい言ってしまいたくなるような記事です!
まあ、よく考えれば必要な人は、たくさんじゃないけどいますよね・・・。
そう、よく考えれば、録画済みのVHSテープはこれからどうやって再生すればいいのでしょう?

「録画する」という文化は、実は日本独自の文化だそうです。
例えばTV番組を録画する、海外では考えられない行為だそうです。
記録媒体のHD(ハードディスク)、世界需要のうち70%を日本が消費しているそうです。
だから日本の家電メーカーはグローバル化が遅れるのでしょうか?

非グローバル基準のせいかわかりませんが、この保存媒体形式のコロコロ変わる状況は何とかしてほしいです。
古いデータをどうやって新しいデータに書き込みなおせばいいのか?そのたびに頭が痛くなりますね。
米Eastman Kodakは2月9日(現地時間)、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフォトフレームの製造部門を段階的に廃止すると発表した。同社は1月、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の適用を申請した。
部門廃止は2012年上期中に完了の見込み。これらの事業については、ブランドライセンスプログラムを拡大するとしている。現像サービスは継続し、今後は収益率の高いデジタルプリント事業に資本を集中するという。
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気の毒なKodak。やっとのことでここまで持ちこたえてきたものの、ここ数年あまりになく厳しい状況が続いた。
そもそも世界で初めてデジタルカメラを開発したのはKodakなのに。
私自身、Kodakの製品を通販する会社のコンサルをしていた関係でKodakには人並み以上の思いがあります。

悲しい話ですが、Kodakは企業戦略の転換を図るのがあまりにも遅すぎたと思われます。
Kodakは運転資金を確保するために特許を売却しようと必死になってきました。
特許を売り払った後、どうやって会社を運営するつもりだったのかは疑問です
ともかくなりふりかまわず生き延びようとしていたのでしょう。

しかし特許の売却はあまりうまくいかなかったようです。一体どうしてだろう?
デジタル写真を事実上発明したのはKodak。だからKodak知的財産はSonyやSamsungにとって大いに役立つはず。

Kodakは足元を見られていたのだと思います。
どうせKodakの先行きは長くない。そのうち倒産するのなら、その時に買いたたけばいい、なんて思われて・・・。
でも結果的に、その売れなかった特許のおかげで再生までの道のりはかなり短いのではないかと予想されます。

アメリカ大企業に流行っている「ダイエット(民事再生)」、どうなんでしょう?
大企業だけは従業員を人質に、「雇用を守らなきゃ」といえば助かるのでしょうか?
経済界が国からお金もらって再生なんて、どうなんでしょう?

同じ航空業界で、JALとANAは、最近同時期に一千億単位の資金調達しました。
JALはお国のお墨付きで、ANAは自力で・・・。
大企業を助けるお国のお金は、そもそも私たちが払った税金です。
「高いタレントのブログだと、250万円ぐらい」という生々しい実態も。ステマ排除が広告業界の急務となり、多数の芸能人ブログを抱えるサイバーエージェントが「関係性の明示」の徹底に踏み切るなど、動きが起きている。
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「食べログ」から火がついた「ステルスマーケティング」問題。ステマと疑われての炎上を恐れ、ネット上でのマーケティング中止を検討する広告主が出てきている中、ステマ排除が広告業界の急務になっている。「Ameba」で1万人以上のタレントブログを運営、ブログマーケティングを手がけてきたサイバーエージェントは1月末、紹介する商品やサービスが提供されたものであると記事中に書く「関係性の明示」の徹底を決定した。口コミを利用した推奨広告、いわゆる「口コミ広告」の健全化には今、どのような取り組みが必要なのか──。
 「高いタレントのブログだと、250万円ぐらいですね」。2年前、広告代理店でタレントブログに商品を掲載させる仕事に携わっていた30代男性から、生々しい金額が飛び出す。「PVによってタレントが4つくらいのランクに分けられていました。最高で250万円、安いと50万円ぐらいだったと思います。『このタレントはファッションに強い』、『携帯からよく見られている』など細かい情報が載っている分厚い資料があり、それをクライアントに見せて営業していました」
「iPadを855円で落札」──「アメブロ」でブログを書いている複数の芸能人が、「ペニーオークション」と呼ばれるオークションサイトで落札した体験談をそろってブログに掲載していたことがネットで波紋を広げている。 ペニーオークションは高額な商品を格安に落札できることをうたっているが、入札するだけで手数料が取られる上、落札がかなり難しいともされており、国民生活センターなどへ苦情も寄せられている。
昨年秋以降、ほしのあきさんや東原亜希さん、永井大さんなど複数の芸能人が、ペニーオークションの利用体験談とオークションへのリンクを自らのアメブロに掲載していた。ペニーオークションは競争率が高く落札が難しいとされるが、体験談を掲載した芸能人は、初参加でも失敗することなく格安落札に成功していることから、「不自然だ」という指摘が多い。