
・年明け以降、また仕事に
食いつくされておりますが

いろいろ観ていながら、
記事にしないまま2月になってしまったので、
明日は、最近観た作品の備忘録を
リストアップしておきます。


そんなわけで「永遠の0」、
不覚にも、と言うのか予測通りと言うのか
涙を堪えることが出来なかったです。

それもただの流れ方ではなく、
目の両端からこぼれやがるので、
もはやバスタオルが必要な、
巨人の星を思わせる涙腺決壊ナイアガラ状態。

涙もろくなるお年頃かも知れないのですが、
そうそう簡単に涙を見せたるワケにはいかない
カミさんも隣にいるのに、
こんな泣き方はフツーしないだろうという
泣きっぷりでした。

何故、映画館で、
かつてないほどそこまで打ち震えたかと言うと、
僕の亡き父親が特攻隊志願兵だったからでもあります。

散々聞かされてきた話が今さらながらに
よみがえりまして、
ま、いろんな想いが巡ったわけですネ。

エンドロールが、2段階になっていて、
サザンの曲の後に、しばらく静かな曲調でクレジットを
流し続けてくれます。
これは僕のような観客への配慮もあったのだと思います。
粋に感じましたネ。

●永遠の0 (2013・東宝)
監督:山崎 貴
原作:百田 直樹 同名小説
脚本:林 民夫

・この作品が中心に据えた“語り継ぐ”ということは、
戦争を知らない世代にとっては、そのまま反戦を意味するが、
先の理由により、
僕は目に見えない想いによって血気が隆々と脈打つ。

作家として七変化の小説メイカーでもある百田氏が、
ここで主題に据えた日本の戦争の記憶とその断片は、
零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦を中心に語られる。

原作を映画としてのメリハリでアレンジし、
一部、設定を書き換えてもあるのだが
気にはならない。むしろすっきりさせてある。
フィルムをさばく監督の山崎貴も、かなり丁寧な仕事を見せた。

轟音けたたましくゼロ戦の編隊が空高く飛び行く勇姿が
スクリーンに広がった瞬間、僕はもうウルウルし始めていて
始末に負えなかったのだが、
VFX映像の力量も、既に世界レベルである。

ストーリーは、原作を読まれた方も多いと思うが、
孫が、亡き祖父・宮部久蔵という人物の
一兵士としての半生を追うレポート形式で展開する。

孫世代に60数年前のことを追走させるという、
あえて時代を対比させる作りは、
原作者の意図する若い世代へのメッセージになっている。

日本人が深く関わっていった太平洋戦争を
映画やドラマ、書物でしか知らない世代という意味では、
僕のような戦後世代も包括されるわけだが、

・夏八木勲氏の遺作となりました。
このストーリーで特筆すべきは、
天才的戦闘機のパイロットでありながら、
臆病者とも罵倒されたひとりの戦士を語る戦友たち、
今や老人となった人物たちの存在感。
これが核である。

・田中泯、この深味ある風貌
ウォーレン・ビーティの「レッズ」が
このスタイルだったことを思い出させる。

操縦桿を持つ若き戦士たちに扮した俳優陣の
熱い演技も胸に残る。
粗暴なパイロットを演じた新井浩文がいい!

★★★★★
採点基準:★…5個が最高位でマーキングしています。★…は★の1/2です。


・僕が言うまでもなく、
岡田准一は、その美顔といい、
小柄さを感じさせない、
見せ方を心得た演技力といい
俳優に専念させたい希少な存在である。


































































































































































































【番外の逸品がコレです】




