@新宿MARZ
このタイミングで
観ておかなければ
きっと後悔する
ことになるだろうと
いうことで
小雨そぼ降る
春の始まりの夕方
できることなら
行きたくはない街ナンバワン
新宿歌舞伎町へ
重い腰をどうにか持ち上げて
そこにTempalayが来るというのなら
そんでもってこれ
行っておかなければ
きっと後悔する
ことになるライブだった
いやー
誰かも書いてたけど
アルバムで聴いていた浮遊感
当然ありながら
アルバムではあまり感じられなかった
リズム隊がタイト
あまりにもタイト
そして
サポートのAmyも
素敵だったのだけれど
3人がステージに残ってからの
なんという世界観
ドラムはビシバシかっちり固めつつ
ベースはMoogと両刀で柱を構築しつつ
その上でギターはノイズに触れつつ
フィンガーピッキングでも鋭く刺してくるという
何よりも余裕がある
緊張してるって言ってるくせにに
堂々とした余裕がヒアゼアアンドエブリウェア
一方で対バンのさかなくん
もといSANABAGUN.
思ったり良かったんだけど
高岩遼のカリスマ性すげえかもってなったんだけど
ある意味
音楽はエンターテイメントであるという図式を
やっていたと言えるんだけど
図式は
図式なのであって
なんというか
図式に拘ってる感じが
はみ出てきてしまうというか
翻ってTempalayは
完全に音楽だったと
完璧に音楽だったと
音楽に向かっていくことで
純粋にエンターテインしてくれたと
言えると思うんだけど
リョートくんは
「SANABAGUN倒せなかった」って言ってたけど
音楽としての純度は
圧勝だったのではなかろうかと
整理番号一番で乗り込んで
観ておかなければ後悔することに間違いなくなっていた
Tempalayだったのでした
from JAPAN
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