チャットモンチーのちょうど10周年のBillboard、前夜と今夜[2015.11.23] | くらんけの音楽漂流記

くらんけの音楽漂流記

音楽はたべものだ。

いやー
あれから5年かー

早いような
いろいろあったような

個人的にも
バンドにも

まあ
何はともあれ

大好きなバンドが
大好きなままでいてくれて
またこのハコで観られるって
しみじみと幸せなことであるよ


今夜

乙女団

えっちゃんがしみじみとたくましくなったなあとか
あっこびんのベースはもはや抜群の粋に入ったなあとか

世武ちゃんの華やかでありつつも玄人なキーボード
いや本人ほとんど喋んなかったけど
最初は見る側も不安だったと思うんですよ
サポートとはいえね
やっぱあの三人だろ
ってな文脈があるわけじゃないすか

いやあしかし
もはや当然
音の入れ方
取るところなし
必殺仕事人っぷり


愛子さんのドラムって
なんかロールしてんだよなあ
Keith Richardsが

ロックするのは簡単なんだ
だけどロールするのはそんなに簡単なことじゃない

ってなこといってたけど

最初Zeppで観たときには
正直あまりよく分かってなかったんだけど
こないだの武道館から
ああ
このひと
すげえロケン
ロール
してんなあと

なんなんでしょう
このいい感じ

そんで

まさかの
二夜連続の
ハナノユメ
始まりから
さらにまさかの
BETSUBARA
5年ぶりの再演
しかも歌詞マシマシ

でも
この夜一番響いていたのは
この4人で作った
毒の花
だったかもしれない

ある意味
染まるよ
以来
このバンドの
新しい境地を
一番開いている曲かも知れない

これだから
チャットはやめらんねえんだよなあ

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