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くらんけの音楽漂流記

音楽はたべものだ。

このアルバムが出た当初
まだ確か学生稼業をしていたわたくし

店頭やら雑誌やらでこのジャケを見るにつけ

ああ
Jazz系のHipHopなのだなと
なぜかそういう勘違いを致しまして

結果遅れること20数年
このあたりを経て
ようやくここに辿り着いた

いやあ名盤
とても名盤

あの頃勘違いをしていなくて
手を出していたとしても
同期できたかどうかは定かではない
そういうのが
音楽ってほんと面白いわけで

アルバム全体が素晴らしい
豊潤な音楽に満ちていて

でなんといっても
このドラム
とてもドラム
誤解を恐れずにいうと
ドラムンベースの気持ちよさにも通じるような
この細かく繊細なグルーヴ

あとこのひと
ルックスがイカしますでしょう
ちょっと高橋幸宏氏っぽくもあり
ちょっと恒岡章氏っぽくもあり
こういうスリムなドラマーって
自分は多分一生慣れない体型なんで
憧れちまうんですよねえ


なんでこれ廃盤なの

ブライアン・ブレイド・フェロウシップ
まーた
やりやがった
ほらみたことか

という

優れたバンドというのは
聴き手を置き去りにしながら
それでも引っ張っていくという

聴き手を裏切りながら
それでも愛されてしまうという

相反する力を持っているものであって

初見から
ぐっとくるものもありながら
違和感を与えながら
それでもじわじわ浸透してきやがるという

ああこれは
またやりやがったなという

ああ
いいなあ

凄く冷静に聴くと
破綻するくらい
発散しているように
聴くこともできると思うんだけど

それを
本当は
発散していないんだと
これがトータリティなんだと

そういう聴かせかたをする
この力なんだと
云うことなんだろう
そういうことなんだろう

また違う世界に先に行きやがった

とりあえず

私が証

の歌い方

例えば、

から

ドライブ

までのながれ

そして

あのZepで聴いたドライブが
こうなるのかという

もうなあ
なんというかさあ
こんなバンドに出会えて
しあわせだよおっちゃんは

共鳴(初回生産限定盤)(DVD付)
こういうのが
いきなりいたりするから
エゲレスは恐ろしい

ノイズばかりのこのご時世
情報過多に疲弊しつつも
Twitterでアンテナに引っかかってしまう

甘酸っぱくて
ひねくれていて
ストレートで
美しい



君たちは
XTCと
Burt Bacharachと
あときっと
音楽がとても好きだね

そして君たちが
いきなり解散してたりするから
エゲレスは恐ろしい

スクリーミング・マルディニ
ここでなんでいきなり
Don Grolnickに行くのかと云うと

Michael Breckerをコンプリートする
というのは
テーマとしてずっとありましてですね

豪快から繊細まで
完膚なきまでに
傍若無人
喧嘩上等

還付なき
年末調整
閑話休題

とにかくその圧倒さに
やられてしまって以来

ヤクが切れたジャンキーが
街角の売人をさがすかのように
買い求めるわけですよねほら

さてこの盤
参加メンバーが

Will Lee
Hiram Bullock
Peter Erskine
Steve Jordan
Clifford Carter
Tom Kennedy
Bob Mann
Jeff Mironov
Mercus Miller

だいたい好きな順に書いてますが
はあはあ
なるほどなるほど
いかにもいかにも

そしてタイトルが

Hearts & Numbers

という
これまたいかにも
バークリーな感じの方々が
好んでつけそうなタイトルではあるなあと云う中での

Regrets

という曲がこの仕上がり



いいなあ
メソメソしてて
いいなあ

Hearts & Numbers
このコンプリート
1番から10番までまずは順番に

そのあとは片っ端から聴きまくって

少しずつ分かった気になりまくっているわけですが

もともと9番から入ったわたくしのマーラー体験

9番4楽章
3番6楽章
4番3楽章
5番4楽章

ときて

この6番の3楽章

あたりを集中的に聴いとるわけですが

後期の作品に行けば行くほど
過剰になっていく
美しいメロディと和声
ドラマチックに揺らぎながら安定しない展開の儚さ

みたいなものにやられっぱなし

ああもう
人生
マーラーだけ聴いてればいいのではなかろうか

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」&交響曲第9番
そんなもん
あたりまえ
ふらいんぐ
げっとだよ



初回限定の
DVDから見
るわけです
けども

自分がその場にいた
ライブの再検証みた
いな記録なわけです
けれども

しみじみと
ただしみじみと

いいドラムに
いいキーボードだ

そして

このふたりは奇跡だ
このふたりは奇跡だ
このふたりは奇跡だ
このふたりは奇跡だ

ときめき / 隣の女(初回生産限定盤)(DVD付)
Leonard Bernstein/New York Philharmonic(一部The London Symphony Orchestraあり)

恋は
突然に

唐突に
マーラー

どっぷりと
嵌っておりますので
詳細はまたのちほど

チャットの新譜が出る前に
一周しておかないと

しかしこの全集
マジで安いなあ

Bernstein: Mahler Symphonies
もう
なんたって
Hang Up Your Hang Ups

完全にファンク
ドファンク

まずギターが阿呆
最高に阿呆

褒めてますからねこれ

そしてPaul Jacksonのベース
前作に負けず劣らずの
徹底した徹底ぶり

そしてホーン
ホーンセクション
ああファンクバンドの
ホーンセクションだなあという

ハイハットの疾走感がたまらない
このドラムはMike Clarkですよね
アルバムとしてはHarvey Masonのクレジットもあるんだけど
HarveyはChameleonみたいな
もっと呑気なビートを叩く気がするんだよな
誰か教えてください

そういった皆様が
一丸になって迫ってくる感じ
このファンクネス

これ聴いて
グッと来ない奴とは
金輪際
酒を吞まない
お釈迦様でも
毛が生えまい
何がなんだか
分かるまい

マイムマイムマイムマイム
マイムべっかんこ

蝸牛被
オサムシ科に属する
背筋がゾクゾクする昆虫
の存在を
名前を生態を
初めて知った時の衝撃

でも通しでじっくり聴いていくと
Sun Touchとか
リフが変だし
パーカスの入り方とかよく分からなくて気持ち良いし
Herbieのローズも良いし

Bubblesあたりも
なんか音で遊んでて

結局Headhuntersとしては
このアルバムが一番いい出来なんじゃないかと思うんだけど
その中でなんやかんやアルバムとしてのHead Hunters
Chameleonのリフが一番有名なのは

Herbieがこういうことをやり始めたという衝撃の歴史的事実から来るのか
JazzとFunkのクロスオーバーにおいて
どちらのリスナーも深入りできなかったからなのか
それともリスナーが成熟していないからなのか

そこで振り返ってみると
MilesのFunkと
HerbieのFunk
前者がMilesのJazzという文脈を外れないとというか
その文脈の太さを証明しているのに対して
Herbieの臆面の無さ
完全にFunkになっている感じが
面白いなあと思うわけで

ともあれ
HeadhuntersはHead Huntersだけ聴いていれば良いという
誤った歴史観を修正しながら
甚だ簡単ではございますが


最後に一言だけ
このジャケは毛の生えないお釈迦様なのですか



Man-Child

Herbie Hancockを
あまり真面目に聴いてこなかった人生でした

そりゃ当然
これとか
Speak Like A Childとか
Future Shockとか

本人名義のやつは
どっちかっていうとつまみ食い的に

あと当然
Milesの御大のところの
Nefertitiとか

あの独特の
ゴリっとした音の塊と
大胆かつ繊細な全体感
ドスの利き方とジェントルさが同居している

食べ物でたとえて云うと
二郎目黒店のラーメンのような

たとえが合ってるのかはさておき
どちらも
大好きなんです


このHead Hunters時代
聴き所はいろいろあれど
何はなくとも
Paul Jacksonのベース

Chameleonのリフがあまりにも有名過ぎるわけだけど
正直Paulのグルーヴを堪能するには
あれはちょっとシンプルすぎて足りない

そしたらこのアルバム
一発目から
丁度いい塩梅に
ブリブリブリブリと
弾きまくるはグルーヴしまくるは

まあ正直
こんなのこのひとにとっては弾きまくるってほどじゃないんだろうけど
ともあれグリグリグリグリやりながらも
塗り籠め過ぎていないというか
空白も残っているわけでして

そのへんの侘び寂びがありながらも
プレイは延々と淡々とキープしていく
というのが
このひとのベースの乙なところかと

つくづくファンク向きなベース
つくづく目黒二郎

そしてこのあとにまだ
さらにグリグリといく作品が

これがラーメン小だとすると
大豚みたいなやつが
控えていようとは
お釈迦様でも毛が生えめえ

そしていまのわたくしと云えば
Herbie HancockもPaul Jacksonも気もそぞろで
単に目黒二郎が
食べたいだけ
なのかも知れなかった

アナロジーにあながち間違いは無さそうなんだけれども
腹減ったときにブログなど
書くべきではないのかも知れなかった

スラスト(突撃)
14年のブランク
なんですと

まあ確かに
長いこと待った気はする

それは長いこと
待っていた気がする

そして突如発表

らしいっつうか
なんつうか

QuestLoveがドラムだとか
James Gadsonがドラムだとか
Jesse Johnsonがギターだとか

このあたりはまあ理解できるとして

Pino Palladinoがベースて
もはやどこにでも出張しますって感じですな
と思ったら
Voodooから一緒なのか(すんません)

音がアナログ仕立てになっている

とか

ブランクの理由はいろいろ書かれてますが

とかもう

どうでもいいや
いろいろ読みながら聴いてたけど

これは凄い
この音は凄い
外の情報は差し置いて
まずは音だけに溺れようと

思うけれど
ひとつだけ云える

いままでよりずっと
素に近いD'Angeloが
聴こえている気がするよ

Black Messiah