旦那のメガネ | 介護と私とColosseo(ヒーリングと石鹸の家)

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子ども二人。孫三人。
夫は5年半の闘病の末2024年4月に他界。
色々大変なこともあるけど
地球を大切に、自然と共に、大地を癒し、穏やかに生きていけるように。
日々の記録を残してます。

旦那は、2014年9月に大動脈解離で手術。

2018年12月に2回目の心臓血管の手術を受け、手術中に両側に脳梗塞を起こし、四肢麻痺となり重度障害者にました。

発声も嚥下も難しくなって、3年目あたりから施設で寝たきりになり、今年4月に亡くなりました。


脳梗塞発症当時




手続き事や連絡事で時間はあっという間に過ぎ、先日四十九日法要を済ませ忌明けとなりました。



🪷 🪷 🪷 🪷 🪷 🪷 🪷 🪷 🪷 🪷


若い頃から旦那はずっとメガネを使ってたんだけど、寝たきりになった頃から裸眼で過ごしてました。 


メガネ無くて見えてるんかな…と思ってたけど、人の見分けはついてた感じで、スマホで動画見る時は、顔の近くに持っていって見せてたから、多分見えてたと思います。


昨年の後半あたりからは、なんかもう、視力じゃないところで視てるゆうか、感じてはるんかな……と思うようになったし、手が使えないからメガネがずれても直せないし、しんどい時は私も "メガネいらんわ" ってなる時もあるから、部屋で仰向けに寝ているだけなら、なくても問題なかったのかも。

なので、旦那が亡くなって、施設から葬祭場に行く時にメガネ無しで運ばれ、私もメガネのことは全く頭にありませんでした。


せやけど…


旦那の葬儀の時に、メガネをお棺に入れてあげれないのがけっこう気になって。

でももう葬儀の準備を進めていかないといけないし、諸事情で施設に行けなかったので諦めました。


葬儀が終って2週間ほどして、施設から荷物の引き取りと精算に来るよう連絡があって、まとめてくれていた荷物を確認した中にメガネが無かったので

「メガネ2つあると思うので、もし出てきたら連絡ください」

とお願いして、その日は帰宅。



そして、四十九日法要の少し前に、メガネがあったと連絡をもらい、持って帰ってきました。

「メガネ戻って来たでー」と仏壇に置き、なんとなく「これでもう大丈夫や」と区切りみたいな気分。

(何が大丈夫なんかわからないけど)



その日の夜、夢の中で

上半身裸で、腰にフカフカの白いタオルみたいなのを巻いた旦那が、旦那より少し背の低い、お地蔵さんみたいな少しぼんやり光ってる人(?)と並んでるのを見て。


お地蔵さんみたいな人(?)が青く光る提灯で、旦那の足元を照らしてくれていて。


2人とも膝から下は夕焼けみたいなオレンジ色で足は見えず、膝から上は少しずつ青くなっていて、全体的に夕方のきれいな空みたいな光に包まれて、スーッと滑るように進んでました


その時の旦那は元気な時の体形で、メガネをかけていて。


あー、良かった。元気そうやしメガネ使ってるわ。


と思いながら目が覚めて………



浄土真宗では、亡くなったらすぐに、阿弥陀様が手を差し伸べてお浄土に連れていってくれるらしいので、四十九日までは、まだ家族の近くにいてますよー、という考え方ではないのですが


メガネが戻ってきて、やっと行く気になったんかも😆


私の妄想からの夢かもですが、もっっのすごくリアルな美しい光やったんです。


四十九日が終わって、ちゃんとお浄土に連れていってもらえたんかな……と、すごく安心しました。





忌明けしたので、久しぶりに神社にお参りに。
神棚も開けました。