やっと義実家を買ってくださる方が見つかりました。
2023年ゴールデンウイーク明けに売却手続きをすることに。
必要書類と費用も確定し、あとは当日に向けて体調を整えるだけ。
パニック障害を発症してからは電車や人混みが怖くて須磨には行ってなかったのですが、この頃は薬の使い方や緊張を緩めるための道具もわかってきてたので、何とかなりそうと、少し自信もありました。
とにかく私が現地に行かないことには完了しないので
「最後に一回!頑張れ!!」
という気持ちで準備しました。
当日、大阪から新快速で現地に向かい
約束の時間に着いたら、不動産屋さんの奥さんと行政書士さん、買い主ご夫妻はいらっしゃったのですが、
不動産屋さん本人が不在………
どこかへ出かけていて、奥さんが電話をかけて
「何してるの?皆さんちゃんと来てくれてるのにどこにいてるの?」と怒り口調。
どうやら出先からタクシーで帰ってくるようです。
(どこ行ってるの………)
仕方ないので買い主さんと少し話をして、行政書士さんから手続きの説明を受けました。
30分ほど待って不動産屋さんが「あ〜、すんません」言いながら入ってきたのですが、姿を見てびっくりしまして😓😓😓
丸2年経ってはいましたが、最初にお会いした時とだいぶ印象が変わってました。
少し痩せていて
顔色が透けるように真っ白で顔つきが全然違います
何かが…何かが無い感じで
(え〜〜〜こんな人やった??)と思いながら、
やっと売買手続きが始まりました
が。
不動産屋さんのわけのわからない世間話と昔話が始まり手続きが進まない。
家の売買と全く関係ないことをずっと喋ってまして……
見かねた行政書士さんが1つ1つ促してくれて、なんとか進みはしたのですが、今私が渡したお金をどこに置いたかわからず探しまくり、見つかってもそのお金をなかなかちゃんと数えられず、すぐに手を止めて関係ないことを話しだします。
奥さんにも"ちゃんとやって!"と怒られながら
買い主さんには地代がいくらかちゃんと伝えておらず
結局だいたい行政書士さんがやってくれて
グダグダな手続きをやりながら、
(そう言えば私が渡したカギももらってないとか無くしたとかゆうてたな……ひょっとして認知方面だいぶ弱ってきてるんちゃうやろか……)と思ってるところに
「家でもずっとこんな感じで好き勝手してまわりに迷惑かけてるんです」と奥さんも日頃からイライラしてる感じを出してきて…
(奥さん、早めに一度病院行ったほうがいいよ)と言ってあげたいくらいでした。
うちも旦那が寝たきりで、私自身もパニック障害で1日1日大変だったので、他人のことまで関われる余裕はなく、このタイミングで義実家が売れて、土地も返却できて、不動産屋さんとの関わりが終われたのはすごくラッキーでした。
登記関連と地主さんとの手続きは行政書士さんと不動産屋さんでやっといてくれるとのことで、ありがたくお願いして私は帰宅したのですが、後日不動産屋さんから電話あって
「地主さんからの解約時領収書がどっかいったので、再発行します、遅くなって申し訳ありません」
とのこと。。。
やっぱりちょっと心配ですが、私のすることはもうないので、気にしないことに。
あの時救世主からの手紙が来てなくて、もっと後になっていたら、もっと色々ややこしくなり、話が進みにくくなってたかもしれません。
奇跡的なタイミングで手紙をくれて、不動産屋さんのお尻をたたき、売却が決まるまでのきっかけを作ってくれた救世主ですが、会ったこともないだけに
「この会社本当にあるんやろか。この人本当にいてるんやろか……」と思うくらいでした。
でも後日、電話で売却が完了したことの報告をして、
気持ちだけですが会社宛てに御礼を送ったら、ちゃんと着いて、救世主からも電話があったので、実在しているようです😆😆😆
こんな形で、義実家の片付けと家の売却が完了し、ほんまに肩の荷が1つ降ろせました。
旦那が重度障害者になってから、苦手なことや、やりたくないなと思うことをたくさんたくさんやりましたが、仏壇の移動と義実家の片付けは、思い出すたびに
泣けてくるくらいやりたくない事でした。
最後までできて良かった〜〜😭😭😭