先生は小藪千豊とホーキング

「言葉できちんと説明できる」能力が欲しいとずっと願っていて、そうあるように努めてきている。特殊な専門分野を誰にでもわかる言葉で説明すること、したいと思ってます。ホーキング博士や、アスリートで言うと武井壮さん、為末大さんなどがお手本。あとお笑い芸人さんたちの幾人の方も。

彼らは自分たちの専門分野が社会的にどこに位置づけられているかを俯瞰できていて、もしかしたら「自分は無意味なことをしている」のかもしれないという客観性をも感じる。狭いコミュニティーの価値観に酔っていない。それでいて人を楽しませている。かっこいい！憧れる。

すべての専門分野に言えることだけれど、世界を構成するパーツとしてのちいさな歯車は何かしらのシャフトに連結されているのが当たり前で、そのシャフトが隣り合う歯車、伝えているチカラが何なのかをできるだけ遠くまで理解している人が優秀な人なんじゃないかと感じる。

デザインでも広告でもITでも、作業そのものや所属するコミュニティーのことばかり言う人の発言は何も面白くない。そのことが社会とどう繋がっているかを考えずにやっているんだな、としか思えないから。

着物をきてもらうには

なんたらかんたら、と着物業界の人が言い合ってもカンフル剤なんて浮かばんよ～。

ファッションは少なからず情報を身に付けている層が存在する。

オシャレだから着る、ではなく情報として良いものとして認識しているから、自分を高めてくれるモノを身に付けることでオシャレぶるような。

例えば、皆さん大好きルイヴィトン。

ルイヴィトンという符号を情報として知っているから成り立つのであって、そうでなかったら茶色の革製カバン。

共通認識がないと成り立たないオシャレというのもある。

言葉で説明できる能力

お笑い芸人さんのその能力はやはり素晴らしい！！！

と思った小薮さんの発言