#10「褒める」と「おだてる」の違いとは? | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

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こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。


【ほめる】っていうことに対して、「すごい」「上手」というのを、いったん使わないように意識してみてください。というのが前回のお話しでした。

じつは、「上手」とか「すごい」とか、そういった言葉は『ほめ』ではなくて『おだて』なんですね。
おだてている言葉です。ほめ言葉ではありません。

ちょっとこの辺り、わたしの言葉だけでは足りないので
小学館のデジタル大辞泉に助けていただこうと思います。

「上手」とか「すごい」とかそれは『おだてる』になるんですが、
辞書をみると下記のとおりです。
じゃあ、ほめるってどういうことなのか、それを見ると、下記のとおりです。



ここ、すごいポイントなんですよ。
『したこと行い』を『そのことを言う』というところ。

なので、したこととか行いを、そのまま伝えること。
それが『ほめる』ということなんですよね。

私たちのやっている【ほめ】も全くその通りで、
したこととか行いとか、それをそのまま言うっていうのが、私たちピカソプロジェクトのほめのやり方です。
なので、よく講座で保育士の皆さんなどにも「上手」「すごい」というのはほめ言葉ではありません。おだて言葉です。という風にお伝えするんですけれども、本当にびっくりなさる方が多くいらっしゃって、
この違いって、実は知らないことなんだなぁと思っています。

今日もありがとうございました。