定期教室で、おもわず涙が出そうになりました。 | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

先日のピカソプロジェクト定期教室で、

ある男の子の成長に、おもわず涙が出そうになりました。

 

体験のときは、お父さんの近くで楽しんでくれていた3才のNくん。

ニコニコして、穏やかな雰囲気の男の子です。

 

自分で仕上げる絵本「虫のこえ」が終わった後、

少しだけ時間に余裕があったので、ホワイトボードに虫を描いてもいいよ~と話しました。

絵本が仕上がった子から、ホワイトボードに移動します。

 

その男の子が絵本を仕上げたのは、一番最後でした。

ホワイトボード用マーカーは、もう1本も残っていません。

でもよく見ると、1人で2本持っている子もいました。

 

Nくん:  ぼくも書きたい

先生:  でも、ペンがないねぇ。どうしたら良いかな?

Nくん:  ペンちょうだいって言えばいい。

先生:  そうだね!じゃあ、おかあさんと先生はここで見てるから、

      Nくん、自分で言ってきてごらんよ。きっと貸してもらえるよ!

 

その言葉にうなずき、Nくんはペンを2本持っている小学生に

 

Nくん:  ペンちょうだい

小学生: いいよ~。はい、どうぞ。

Nくん:  ありがとう

 

そういって受け取ったNくん。お母さんのお顔を見て満面の笑み!!!

 

やったー!出来たね!って、思わず涙が出そうになりました。

 

ゆっくりゆっくり、でも確実に、成長してくれているね。

お母さんも、じっと見守ってくださり、ありがとうございました。

 

Nくん、先生は本当にNくんのことを誇りに思うよ。

ステキな頑張りを見せてくれて、ありがとう。

 

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