ある小学生の先生に伺ったエピソードです。
学校の図工の時間に、『魔法の卵を描こう』という課題があったそうです。
どんな卵かな？何が出てくるかな？と言う問いかけとともに、画用紙が一枚配られました。
「どんなたまごでもいいし、どんなものが出てきてもいいよ。好きなものを何でも自由に描いていいんだよ」と言われ、その子は固まってしまったのだそうです。
好きなものって、何を描いたらいいですか？
先生は、「○○さんは怪獣のたまごだね。△△さんは、リボンがいっぱい出てくるたまごみたいだよ」と伝えます。
するとその子は、泣き出してしまったそうです。
自由に、って、何をどうしたらいいのかわからないから。
実は、こういうこどもたちは、そう少なくありません。
ピカソプロジェクトの現場でも、たくさん見かけます。
あなたは、大人として、こういうこどもにどんな言葉をかけますか？
ピカソプロジェクトは、こういった場合の対処法も、エデュケーターの方にお伝えしています。
保育士をリタイアなさったベテラン先生は、「こういうことって、現場で失敗を繰り返しながら学んでいくしかないと思ってました。現役の先生たちに伝えたい」とおっしゃっていました。
私たちピカソプロジェクトは、こどもの表現するチカラを引き出すノウハウを持っています。
だから、お絵描きが苦手、自分の意見を言うのが苦手、そんなこどもたちにとって、とても良いチャレンジになることができます。
ピカソプロジェクト定期教室で、みなさんをお待ちしていますね。