温故知新な理由

ピカソプロジェクトの講師として、現役の校長先生や園長先生、リタイアなさった校長先生や園長先生とお話させていただく機会が多くあります。

すると、

ピカソプロジェクトって、懐かしいことしているんだね

と言われることがあります。

よくよくお話を伺うと、

感じたことは表現しよう！

と言うところが、懐かしく感じられるようです。

例えば、季節の変わり目に、太陽からの光の色が変わること。

例えば、風に色を感じること。

例えば、感じたことを言葉や絵にしてみること。

園長先生や校長先生たちは、いわゆる団塊の世代。

「思ったことを言えないと誰も自分に気づいてくれない。家族内ですら、存在をアピールしないと食いっぱぐれた」状態だったそうです(70代校長先生談)

だから、必然的に「自分の個性をアピールしなければならない」状態だったんですね。

私たちピカソプロジェクトがしていることは、決して珍しいことでも、突飛なものでもありません。

もしかすると、気づかない

うちに失われた何かを取り戻そうとしているだけなのかもしれません。

ということで、スマホをやめて、電車が暇になったので、50年前に書かれたこんな本を読んでみようと思います。

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