最寄り駅で電車を降りたら、中間テストを終えて下校してきた中学生の団体と一緒になりました。
Aさん 「ねぇねぇ、私の宿題を手伝ってくださいっていう問題って、Help me FOR my homeworkやんね?」
Bさん 「え? Help me WITH my homework じゃない?」
Aさん 「うわー!まちがえた!死にそう!」
駅前の信号が変わるのを待ちながら、その中学生たちはこんな会話をしていました。
英語も、学ばないとおしゃべりできない。
テストの点数も大切だよね。
でもさ、
FOR か WITH か どちらが正しいのかわからなくて、英語に苦手意識を持つのであれば、
間違ってでもいいから、英語を使えて外国の人とコミュニケーション取れたほうが良くない?
と、三十路を過ぎて思うわけです。
実は、2020年の教育改革ってこういうこと。
テストで良い点数を取れる子が、実際に英語を話せるかどうかというと必ずしもYESではない。
どれだけ難しい単語を知っていても、どれだけ難しい英文を読めたとしても、
自分の意見を英語で伝えられなかったら、本当の英語力とは言えないですよね?
たまたま、英語を題材にしましたが、他の科目でも同じ。
夏の大三角形をつくる星の名前を知っていたとしても、実際に見たことが無かったら?
北原白秋の名前と経歴を知っていたとしても、その作品を読んだことが無かったら?
知識を持っていることは、とても大切なことです。それは、すべての思考の土台になるから。
でも、知識を持っているだけでは、意味がない。
2020年の教育改革は、これまでの「知識の量を評価する」テストから、「知識を活用して自分の考えを表現する」テストへと変わっていきます。
私たちピカソプロジェクトは、五感力(インプット)と表現(アウトプット)を同時に体験する創作活動で、こどもたちの未来をサポートしていきます。
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どれだけ難しい単語を知っていても、どれだけ難しい英文を読めたとしても、
自分の意見を英語で伝えられなかったら、本当の英語力とは言えないですよね?
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夏の大三角形をつくる星の名前を知っていたとしても、実際に見たことが無かったら?
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でも、知識を持っているだけでは、意味がない。
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