前回に引き続き、
今回は③を描いていきます。
我が家の中学受験での想定外は
①普段マイペースな娘が入試本番の空気にのまれて過去最低の出来だった
②抑え校が今年人気爆上がりで抑えにならなかった
③チャレンジ校の『不合格』が予想以上にメンタルをえぐった
2/2夜の時点で
結果はこんな感じでした。
娘の精神状態、連続で受け続けることの疲れ、本番に弱いこと、などなどを考えて、2/2夜に家族会議です。
2/1am チャレンジ校
2/1pm 抑え校1回目
2/2am 適正校1回目
2/2pm 抑え校2回目
2/3am 適正校2回目
2/3pm 抑え校3回目
このまま予定通りに受ければ全滅の可能性が高い。2/3の出願を変えた方がいいんじゃないか。
そんなことを話すうちに、娘の本番の弱さに苛立ちを覚えて、私は親として1番言ってはいけないことを娘に言ってしまいました。
『明日もどうせ受からないよ』
『この3年間で受験にかけたお金返してよ』と。
もちろん本心ではありません。
どうか合格を掴み取って欲しい。どうかこれまでの頑張りが認められて欲しい。
そんな気持ちでいっぱいでしたが、私自身も連日の送り迎え、試験時間中にずっと待っていることで心身の疲れがピークでした。
そして、心のどこかで、『チャレンジ校も受かるんだろうな』と思っていたこともあり、チャレンジ校どころか適正校も抑え校もダメだったことに大きなショックを受けていました。
普段は怒っても声を荒げることのない私から浴びた罵声で、娘はさらに大泣きしていました。『もう受けたくない』とも言いました。
でも、せっかくここまで頑張ってきたのだから、と2/3の出願を見直してやり切ろうと。
見直し後は
こんな感じ
2/3am 適正校 ←変更なし
2/3pm 2回ダメだった抑え校
→持ち偏差から10以上下げた学校
これまでなら、不本意な結果が起きたら早々に諦めてしまう娘でしたが、今回は悩みに悩んでこのオーダーを娘自身で決めました。
この時、私はこう思います。
あぁ、この3年間で娘は成長したんだな。この3年間、必死に戦ってきたんだな、と。
続く→