『補色』とは、色相環 上で正反対の位置にある色のことを
いいます。
円の向かいにある色が補色なので、赤の補色は青緑、
黄色の補色は青紫、ということになります。
同様に、橙の補色が青、黄緑の補色は紫、
緑の補色は赤紫です。
最も色相の離れた色同士のため、反対色ということもあります。
補色同士は、お互いの色を引き立てあう関係です。
そのため補色同士の組み合わせはインパクトがあり、
とても目立つ配色といえます。
ヨーロッパは、色彩的に補色文化であるといわれています。
生活用品をはじめ建物や公共物にも補色配色が多くみられますし、
外国の部屋や雑貨は、インパクトのある個性的な色合いのものが
多いイメージがありますよね!
ハッキリした色を使ったメリハリある配色が好まれる色彩文化だと
いえます。
対して日本などアジア圏は、同系色など、色相差の少ない配色を
好む傾向があるといわれます。