東野圭吾の、加賀恭一郎シリーズ番外編、といった位置付けでしょうか。
いやー、この人の推理小説は本当に面白い。
加賀恭一郎刑事の従弟である、松宮刑事の物語りです。
彼の出生の秘密や、手掛ける事件の中で繰り広げられるある家族の秘密に纏わるあれこれ。
ハードカバーにも関わらず、面白くて静岡遠征にも持って行ってしまったわ🏉
家族の形は色々だけど、血が繋がっているとかいないとか、籍が入ってるとかいないとか、そんなことでは片付けられない結びつきってあるなぁと思う。
特に現代は、色んな形の結び付きが認められつつあるからね。
逆に、家族だけど分かり合えないっていうこともあるだろうし。
暖かい信頼ある結びつきっていうのが、結局は一番大事なのかな。
そして、会う頻度とか、そういうことも時には関係なかったりするんだろうな。
その糸を離さなければ、ずっと繋がっていられる。
そう思える関係だって思える人がいたなら、強いよね。