Seeing is believing.
日本語にすると
「百聞は一見にしかず」
ですね。
週末はバスに揺られて
東京近郊を遊覧してきました。
あやめの花が見頃
というので、
水郷潮来へ。
大きな文明が大河のほとりに栄えたように
水に囲まれた利根川流域で、
物資の運搬などで栄えた水郷三都の一つ
潮来もまた賑わいのある土地でした。
かつて教科書で学んだ地理は
いくら話で聞いても
脳内の映像に結びつきませんでしたが、
なるほど、
自ら出かけて行ってみれば
一目瞭然、水が育てた景勝地が
広がっていました。
江戸という大きな街の
人の営みを支えるために必要だった
物資の運搬を中心に栄えたこと。
水が美味しいから
お米もお酒も美味しくて
人も物腰柔らかで朗らか。
地図の記号や色分けだけではわからないことが
行ってみたらすんなりと
理解できました。
人が旅に出る理由、
そして
戻ったらまた行きたくなる理由が
よくわかりました。
その地のものを
持って帰って分かち合いたくなる理由も。
土地の人が嬉しそうに
その魅力を語ってくれたら
なおさらです。
見てきた人が
まだ見ていない人の脳内に
映像を見せるように語れば
Believerが増えますね。
素敵なシーンにも遭遇しました。
潮来あやめ園名物の嫁入り舟です。
たくさんの人に祝福される
嫁入り船のお嫁さん。
どんな様子なのか、
口で説明しても
一人一人、イメージが
違ってしまいそうです！
ろ舟のゆったり感や
お嫁さんの様子、
ご両親の緊張感。
河岸の人々のささやき。
お祝いムード。
一緒に祝うと
忘れられません。
