今日もお疲れ様です。
大阪フランスパン教室
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
今日は、オーブンについてお話します。
オーブン問題は、難しい！
生徒さんお1人お1人オーブンが違うので、コース序盤でベーコンエピやフーガスを作ってもらいながらオーブンの研究をしていきます。
いきなりクープを開かせるクッペやバゲットからレッスンに入ると、オーブンの検証ができずにパンを焼かなければいけなくなるのでもったいないからです。
生徒さんのご使用のオーブンで多いのは、東芝。
これは個体差が大きい。
予熱マックス300度、350度で入れてもパワーが全くないのがトレンド。
たまに280度くらい出る子をお持ちのラッキーな方がいらっしゃいますが、平均して庫内230度程度の火力のないオーブンです。
でも家電量販店に行くと一番に薦められるような気がします。
予熱のアラームが鳴ってからそのまま置いておくと温度が上がるのか、空焼きスタートさせたら温度が上がるのか・・この辺をおさえてご自身のオーブンの傾向を掴んで、パンを釜に入れるタイミングがいつなのか把握するんですよ！
生徒様とオーブンの検証するのも楽しい時間。
温度が出ているオーブンは、「予熱の温度下げようか」で済みますが、大抵のオーブンは予熱設定温度よりも庫内が随分と低いです。
「250度まで出ました！」
「あれ、５分で温度がどんどん下がっていきます。
安全装置が作動するようです！」とか、説明書とにらめっこして、「こうやって使います！」とか、「どうにもならないからこのタイミングで釜入れしなきゃいけないようです！」
なんてやり取りをしてどうやってオーブンを使いこなして焼くかを打ち合わせています。
バゲットを作り始めてからそんな検証をしだしても失敗の回数が増えるだけだから。
是非、ご自身のオーブンが何度まで出て、その後の推移を知る。ということをこのお休み中にでも試してくださいね。
今日で開業４周年のカラフルバゲットです。
皆様、いつもありがとうございます。
よい週末を。
本日は以上です。
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