Colorfactory子供の高校受験が終わりました
卒業式を前に、こんなにも私の心を動かした
この受験についての振り返りです。
親としてあまり子供と向き合うこともなかった私が、こんなにも向き合うことになろうとは想像もしていなかったです。
ことの始まりは、彼女が到底及ばないランク上の高校を志望した所からです。
タイトルは血を吐くくらいまで勉強しないと受からないくらいなんだよということで、本気で言って追い詰めてたわけじゃありません(^-^;
塾に入ってないので、自分の立ち位置を測るのは容易ではなく、唯一やっている進研ゼミの全国模試だけ。受験間近には学校でもプレ入試がありました。
判断材料は少ないけれど、
いずれの模試でも判定はE。
そんな中、12月に近所の塾が外部もOKということでプレ入試を受けさせてくれました。
結果はやっぱりE。
勉強法は、進研ゼミとパパ指導。
旦那さんはいちおう賢い部類の人で、
マメな性格でもあり、子供の勉強を一手に担っています。
専用ファイルを作って、毎日問題を考え、
試行錯誤しながら受験指導をしていました。
判定Eっていうのは、普通に考えて受かる確率はゼロに近いってこと。
それはまるで、穴のあいた泥舟に乗り込みながら、誰が見ても沈むことが分かっているのに海に漕ぎ出すようなものです。
穴のあいた泥舟ですよ？
簡単に可能性があるなんて言えないし、
"あなたなら出来るよ"なんて、
そんな無責任なこと言えませんでした。
なぜなら受験はシビアだから。
1点差で落とされる世界だし、精神論で受からせてもらえるものではない。
やる気があるから、熱意があるから、夢だから、精一杯頑張ったから、受かるわけじゃない。
それらがあったとしても基準を満たさなければ落ちるんです。
しかも、何度もチャレンジできるモノではない。
「人生はいつからでもやり直しは効くかもしれない。夢を持つのは良いことだ。失敗しても何度でもチャレンジし続けられる。
けれどコト受験だけは、そして高校受験は"失敗しても何度でもチャレンジしようね"とは言えない」
「どうしても行きたいってあなたは言うけど、行きたいだけで行けるなら、ママが今から身長を10センチ伸ばしてパリコレにチャレンジしたいって言い出したとして出来ると思う！？
ママが今から総理大臣になりたいからなる！って言って"ママならなれるよ"って言える？
世の中には出来ることと出来ないことがあるんだよ！！！」
と彼女に言いました。
彼女は「自分ならできる。どうしても○○高校に行きたい」の一点張り。
彼女を信じたくても、もはや信じるとか信じないとかの問題ではなく、事実として在る事をどう捉えていくか？でした。
少しレベルを下げて合格圏内の高校にすべきという当たり前の答えに、彼女を説得するのに、
脅したり、怒ったり、なだめたり、褒めたり、涙に訴えたり・・・
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