私の宝物
高校生の時にアルバイトして購入したクリムトの画集
当時、時給は625円。(37歳です)
画材店でアルバイトしてました。
画材店でのお仕事…すっごく楽しかったな〜
私は10代の頃から
クリムトの描く世界がほんとーーーーに、大好きです。
クリムトは甘美な世界を描いていたイメージが強いけど
こういうの↓
「死」をテーマにした作品もたくさん残しています。
「死と生」と題されたこの絵。
初めてみた時、鳥肌が立ちました。
クリムトは55歳の若さで亡くなっていて
死を迎える3年ほど前から
「死」や「生」、「老い」をテーマに制作しています。
まだまだ寿命が迫る年齢ではないけれど
自分に死が迫っていることを直感的にわかっていたのかしら…
クリムトの絵をみた時に
死を遠ざけず
死を正面から見据えることで生が輝く…!!
命がある、今、この瞬間を輝かせる。
そんなメッセージを感じて鳥肌が立ちました。
今から100年前に
スペイン風邪で亡くなったクリムト。
なんだか、「今」とリンクしてる気がしてなりません。
今、こうして命があることも
この世に生まれたことも
当たり前ではなく
むしろ奇跡なのだと胸が熱くなる。
そんな思いを絵で表現してみたい。
クリムトのように。
この絵、ウイーンに本物を見に行きました。
この絵の前でオイオイ泣いたなぁ…
これは、私の描いた死生観。
今、この命を輝かせる。そんなメッセージを込めています。
クリムトもあまり知られていないけれど花の絵をよく描いてました。
ひまわりとか。
素敵すぎます・・・![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
生と死。
壮大なテーマのようで、本当はすごく身近な世界。
私も描けるように精進します!!!
それでは、また。
光田色李(こうだいろり)