骨格診断 PLUS(骨格診断にプラスして似合うを探る)ソフトナチュラル似合うの調整キ-「強さ度」 | 骨格診断・パーソナルカラーから学ぶ、40代、50代からの大人ファッションレッス ン

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COLOR&STYLE1116  Yamasaki Mariko
骨格診断士plus、パーソナルカラーplus診断士をしております
何を着て良いか分からない
私達世代の悩みを解決します


前回 「サマ-だから優しい色が似合う
でなく
「優しい雰囲気だからサマ-が似合う」
などと言うことを書かせて戴きました

その後丁度お越し戴いた方が
まさにこのサマ-/ナチュラル の方
でらっしゃいました




Nさま



お似合いの色はこちら



サマ-の中でも
薄く明るいペ-ルト-ンより
ソフトに近い
薄過ぎない色達


お顔のご様子

目に柔らかな直線感。
鼻・口に曲線間。頬にハリ感。
ナチュラルらしい骨顔とまではいかれない。
男・女で中庸。大人・童顔で中庸。
全体的にソフトな印象

お身体のご様子

スッスと細身な印象より
腿辺りにハリも感じられる
中庸なご様子ですが
お顔のご印象に近い
ソフトナチュラルがお似合いでらっしゃいました

お似合いのナチュラル度は
お身体のラインより
お顔のご様子に引っ張られた
そんなところでしょうか



当日お召しのスタイルをそのまま
ナチュラル風の着こなしへと
手を加えさせて戴きました




ウェ-ブ仕様のジャケットを取る
腕を捲る
織感のあるスト-ルを足す
パンツの裾を捲る
靴をガツンとした靴に替える


Nさまの「似合うの調整キ-」


強さ度

メンズ度も、濃さ度も、高い場合
その調整が必要になります
(低い場合は、「足しても大丈夫」という塩梅で
捉えて戴ければと思います)

「強さ度」というのは実に曖昧な表現にはなりますが
スタイルのイメ-ジに 強さを感じるか弱さを感じるか
そんな様子になります。

メンズ度は言葉の通り 男性感
濃さ度は 凹凸感でできる陰影感
強さ度は 相手への圧感 でしょうか

Nさまのナチュラルの似合うの調整のキ-は
この「強さ度」になられます
「強さ度」が低い=ソフト

この強さ度は
「調整」することでオシャレ度を上げる
でなく
「調和」することで好印象へと進みます。

つまりソフトナチュラルでらっしゃるなら
ソフトナチュラルに仕上げる
ことがキ-となられます



当日のカルテより

「ソフトなお顔のご様子から、
ナチュラル度低めの「ソフトナチュラル」
をお作り戴くことで
ご自身との調和を感じます。

ビッグサイズをオフボディで着る、
ワ-ク度の強いもの・遊び感の強いもの(変形・アシンメトリ-など)、
主張の強いモ-ド系などを全面的に取り入れると
その強さに押され、若干無理感に繋がる恐れがあります。

ラスさも取り入れるならボトム一か所。
トップスはお顔の近くなので難しくなられます。
また、着こなしも粋に前を開けて着て頂くより、
きちんと閉めて頂くことにお似合いを感じました。

○さまの場合、似合うの調整のキ-は色と同じで「強さ度」。
テイストの強いものは苦手になられますので、
上手に調整して戴ければと思います。

試着アイテム
艶なし麻シャツ=○ ZARAVニット=△ オリジナルVニット=○
タイトスカ-ト+オリジナルVニット+スト-ル=◎ ダメ-ジジ-ンズ=△
変形ニットガウン=△ DIESELトレンチ=△ 緑トレンチ=○
帽子=◎ 


お似合いのスタイルをお召し戴いたご様子




スト-ルも織が粗く、嵩高のものより
少しソフトなもの、
(パ-ソナルカラ-から)明るい色がお似合い





こちらは若干 強さ のイメ-ジのスタイルですが
腿のハリを覆うを優先で
スタイルアップされたスタイルとなられました
ただ、前を開けてカッコ良く、より閉じられて◎は
ソフトナチュラルの方らしいご様子でした



ご自身の「強さ度」は調整するのでなく
合わせる、寄り添う
これは「年齢」と近いでしょうか

「強い」には強いなりの良さがあり
「弱い」には弱いなりの良さがある
無理に整えればそれは無理感に繋がる
そのままを活かすことで良さが生きる

そんな風に捉えて戴ければと思います