伊丹から沖縄まで2時間
１時間過ぎたあたりから 母親のビジョンが浮かんで思いが溢れてきた。
母と仲が良かったかというと良いとは言えない、
仲が良い家族であったかというと そうとは思えない。
でも
親と仲良くなくても 一緒に住んでいなくても
親はいてくれるだけで、
生きていてくれているだけでいいんだ とわかった。
私の家族は会社みたいだった。
組織みたいだった。
親のものだった。
私はそれが嫌でいつも逃げてきた。
家族から逃げてきた。
親なりに愛情があったと思う。
それは親の育った環境と言うのもあるだろう。
時代が違ったというのもあるだろう。
その逃げる相手は、もうこの世にはいないのだ
先に父が逝き
昨年母が逝った
私はもう逃げる必要は無いのだ。
嬉しいはずなのに なんと寂しいことだろう。
逃げることも幸せだったんだと気がついた。
そこに居てくれているだけで
よかったんだと気がついたとたん、
涙が止まらなくなった。
そして、私は絶対言いたくない言葉が
感情とともに溢れてきた。
お母さん産んでくれてありがとう。
お父さんこの世に縁をつないでくれてありがとう。
お父さんお母さん 育ててくれてありがとう。
そう思うと泣けて泣けて仕方がなかった。
やっと泣けた。
母が逝ってからこの半年
家にいる時も母を思い出すが
泣けなかった。
それまでの親子の葛藤、
過去に蓄積してきた感情が家に浸み込んでいる
家ではその感情に飲み込まれていたんだと気がついた
海を渡って、やっとその蓄積された感情から切り離すことができたとき、
本来の自分の気持ちに向き合えた
亡くなった後は、三途の川を渡ると言うように
川や 水と言うものは、その情報を遮断することができるのだという。
魂は、そこですべての過去を洗い流し、再びやり直すのだろう。
川や 水と言うものは、その情報を遮断することができるのだという。
魂は、そこですべての過去を洗い流し、再びやり直すのだろう。
川や 水と言うものは、その情報を遮断することができるのだという。
魂は、そこですべての過去を洗い流し、再びやり直すのだろう。
私の体感から、実体験からも理解できる。
