前回、アリョーシャやヴォジャニーツァが所属しているロコットのメンバーとなった主人公。
今回は、そのヴォジャニーツァと共に議会を傍聴します。
ミロノワ 「まさかこんな所でコロレフスキー劇団のプリマドンナ、ヴォジャニーツァさんにお会いできるとは。評議会の傍聴にいらっしゃったのですか?」
ん?パパラッチかな。
ミロノワ 「お待ちください、ヴォジャニーツァさん……!そちらの新しいお友達をご紹介いただけませんか!?」
ちょっとインタビューは受け付けてませんので……。先行かせてもらいますね。
着席して間もなく皇都評議会が正式に開始され、「厳冬計画」を継続すべきか否かの議論は最後に回された。
議題が進み、皇都評議会でこの男がついに登場します!
「雄鶏」プルチネッラ!
ようやくこれでファトゥス全員の3Dモデルが公開されましたかね(何故か空白の第10位を除く)。「雄鶏」は他のファトゥスよりも姿自体は早くに公開されていましたが、ゲーム内の出番は一番最後となりました。
さて、プルチネッラ(プルチネルラ)と聞くと、ストラヴィンスキーのバレエ「プルチネルラ」を思い起こされます。
●「Pulcinella: Ouverture」(プルチネルラ:序曲)
↑このバレエの作品名は知らなくても、曲は聞いたことのある人が多いはずです。2分足らずの短い名曲です。
ミロノワ 「ええ、あんな書類さえなければ、適当にでっち上げることもできますのに。」
主人公&俺 「なんでまだいるの……」
ホント、ここ主人公と気持ちがシンクロしちゃったw なんでまだいるの?
「雄鶏」 「静粛に。」
アッ、すみません……。
というわけで、「厳冬計画」について議論が交わされます。
「富者」 「分配の過程など、生産量と人口の単純な計算に過ぎないとでもお思いなのでしょう。生産設備が故障する可能性を考慮したことはありますか?」
さあ、この議会には「雄鶏」以外にもファトゥスが登場しております。今回は、「富者」に「公子」、「傀儡」の姿が確認できます。
ただ、こうして見るとファトゥス少なくなりましたね~。「隊長」や「博士」、「淑女」は死にましたし、「散兵」は皆の記憶から消され、「少女」は逃げおおせました。そう考えると、この場にいない「召使」が気になりますね。ただ単に他に用事があったのか、はたまた……。
「富者」 「それに、スネージナヤが最後に人口統計を取ってから、どれほどの時間が経過したかをご存知ですか?」
えっ、最後に人口統計取ってから結構な年数が経っているのですか……?
そうなんだ……。スネージナヤって他の国と比べて発展していると思っていたから、そういった人口統計とか毎年しっかりとしているイメージでしたけど、そんなことも無かったのですね。
ミロノワ 「――「公子」が先陣を切って兵士たちのために声を上げたところ、「富者」が優雅に反撃!激しい舌戦が幕を開けました!」
何このモーション……
見たこともない珍妙な動きをしますねミロノワさん……。
もしかして、あれか?ミロノワはスネージナヤでのレピーヌ・ポーリーンか?
ミロノワ 「さっそく現場の傍聴人にインタビューを行いたいと思います。『あなたはどちらを支持しますか?』」
⇒ 「タルタリヤの疑問ももっともだよね……」
⇒ 「「富者」の反論にも一理ある……」
選択肢が出てきたのですが、正直これまで具体的な内容をほぼ話していないので、どちらを支持するも何も無いのですよね……。では、とりあえずタルタリヤに同調しますか?
ミロノワ 「仰る通りです!「公子」は満場の喝采を浴び、立て続けの詰問で「富者」を窮地に追い詰めました。実に珍しい状況です。」
え゙?
誰もそんなこと言ってないし、「公子」が「富者」を追い詰めてもいないのですが……。大丈夫かなこの人……。
ヴォジャニーツァ 「どうしてこの新聞に販売許可が下りないか分かったでしょ?」
ウン……。
アト、ヴォジャニーツァノワイプゲイイイデスネ。
ミロノワ 「特に物議を醸している『レーレク』は今なお活動を続けていますが、これに対して責任を負うべきはロコットなのでしょうか?いいえ、糾弾されるべき者は他にいるはずです!」
主人公 「『レーレク』って?」
ヴォジャニーツァ 「そして『レーレク』は……あなたは初耳だと思うけど、今のロコットで最も名高い……いや、悪名高いメンバーよ。」
悪名高い……インファマスってコト?
ヴォジャニーツァ 「厳冬計画中止に懸けるあいつの執念は、もはや常軌を逸しているわ。それに、あたしたちほどのお行儀のよさはないし、議会で重要なのは投票だけだと思っているの。」
なるほど。レーレクはロコットの中でもかなり極端な者みたいですね。
つまり……あれか、厳冬計画に賛成の者を片っ端から殺していけばその内反対票が多くを占めるとかそういったやり方をしているわけですね?
ヴォジャニーツァ 「脅迫、扇動、賄賂……どんな手段を使ってでも、議会参加者の投票先を変えさせようとしているのよ。」
主人公 「そんな人もいるんだ……」
さすがに人は殺してなかったか(笑)
なんだよ……、これじゃあ私が物騒な思想を持った人みたいじゃないか。
ミロノワ 「せっかくなのでお聞きしますが、あなたは『レーレク』を支持しますか?」
⇒ 「理解はできる。」
⇒ 「何か事情がありそうな感じだね。」
⇒ 「ちょっと極端すぎるね。」
情報が少ないので、正直何とも言えませんのが、「理解はできる。」……いや?この人にこんなこと言ってしまったら、この異郷の旅人は熱烈なレーレク支持者ですっ!みたいな尾ひれがついた記事を書かれちゃう可能性があるので、ここは「何か事情がありそうな感じだね。」を選択しましょうか……。
ミロノワ 「各議員は、ファデュイの兵士の待遇改善という議題について大筋での合意に至りました……ふああ……」
何、大きなあくびしているんだよ……。つまらないか?この議論は。
主人公 (数行メモを書いていた記者が、突然すべての内容を線で消し、書き直し始めたことに気づいた――)
えっ、唐突に……なんでっ?
ミロノワ 「本日、『コロレフスキー劇団』のプリマドンナが、凛々しい風采の若き青年と共に皇都評議会に出席した。二人の関係はただならぬもので……」
やっぱそういうゴシップ記事のほうがお得意ですか(笑)
どうせだったら「プリマドンナ電撃熱愛!?」みたいな見出しの記事書いて、ミティヤの脳を焼いてくれよな~()。
主人公 「ミロノワは尾ひれのついた記事を書き続けている。もはや彼女自身のことは相手にしていないが、実際に現場に赴くより彼女の記事を読むほうが面白いのではと思い始めでいた。」
えええ~!?
マジィ~?主人公、ミロノワさんが書くデタラメな記事を楽しみにしちゃってない?この堅苦しい議会のお話聞くの疲れちゃったのかな。
色々と話が脱線してしまいましたが、投票の時間に移りました。まあ、結果は厳冬計画が続くことになるのでしょうが……。
ヴォジャニーツァ 「ほら、見て、見て!」
主人公 「あれは……チュグノフ?」
普通に考えて賛成票を入れるであろうチュグノフが反対票を入れるとは……レーレクの仕業でしょうか。
……というか演出上の都合でしょうが、その場の挙手で賛成か反対かを決めるのですね……。
「雄鶏」 「集計が終了した。『厳冬計画』の継続への賛成票は61パーセントで、すでに過半数に超えておる。」
「雄鶏」 「投票の結果に従い、『厳冬計画』は次回の評議会開催まで継続とする。皆、肝に銘しておくように――」
これで議会は終了。結果的に特にこれと言って進展は無かった感じでしょうね。
ヴォジャニーツァ 「けど、あいつは反対票を投じた……ということは、何者かがもっと直接的な手段で、他の人たちと同様に票を変えさせたということ。」
主人公 「……『レーレク』のこと?」
そして、一仕事を終えた「公子」と「傀儡」にもレーレクについて尋ねてみましょう。
「公子」 「ヤツは音もなく現場に潜入し、脅迫状を置いていくけど、手紙にも現場にも追跡の手がかりは一切残さないんだ。」
「公子」 「これほど完璧な潜入ができる人間がいるとは考えにくいから、フェイのほうも調査したけど……残念ながら、収穫はなかった。
主人公 「タルタリヤでもできないの?」
唐突に少し煽る主人公w 本人にその気はないのでしょうがね。
ただ、潜入場所はファデュイがいるので、内部からの犯行なら人間でも可能ではという話に進み……。
「公子」 「つまり、痕跡を残さないほど手口が巧妙だったわけじゃなくて、ファデュイ内部の動向を把握し、最適なタイミングに行動できたから……」
「公子」 「でも、オデットにそこまでして『厳冬計画』を中止させたい理由があるだろうか?」
そして、やり玉にあげられるオデット。
「傀儡」 「彼女の父親は、初期の『厳冬計画』の任務中に命を落としたの。」
「傀儡」 「オデットの過去についてはみんな知っているわ。当時、彼女の父親はファデュイの一員で、母親は著名なバレリーナだったの。」
ファデュイとバレリーナの間に生まれたからって、オデットがその二つになることないだろ~(笑)とか思ってましたが、どうやらそういう訳でもないそうで……。
「傀儡」 「父親が亡くなった後、母親は悲しみに暮れるあまり公演中に足を骨折し、二度と踊れなくなったのよ。」
「傀儡」 「元々、オデットはバレエ以外に関心はなかったわ。けれど、働き手を二人とも失った彼女の家庭は、生活を維持することすら困難になったの……」
「傀儡」 「たから、ロザリンは本意でなくとも、オデットの生計の問題を解決しなければならなかったのよ。その最終的な手段が、彼女をファデュイに入隊させることだったんでしょうね。」
普通、オデットのような女の子が元からファデュイになりたいなんて思わないですよね。入隊のきっかけはやむを得なかったものだったと。
「公子」 「よく分かったよ。入隊しなければ、一度きりの弔慰金しか受け取れない……そう考えると、確かにファデュイに入った方がいい。」
ここらへん、スネージナヤの社会保障制度が全然なってないように感じてしまいますね。十分な弔慰金があればオデットがバレリーナとして大成するまでのお金は確保できたのではないでしょうか。まあ、オデットのキャラクター性を付け加えるための設定でしょうから、これ以上突っ込むのは野暮なので止めておきます。
「公子」 「でもそれってつまり、オデットは好きでファデュイの一員になったわけじゃないってことかい?」
そりゃそうでしょ……。好きでファデュイになった人は全体でどれくらいの割合がいるのでしょうかね?プレイヤブルキャラクターであってもリネとか好きでファデュイになったわけではないでしょうし……。
「傀儡」 「あくまで推測よ。そういう可能性もあると言っているだけ。けれど、オデットが『レーレク』になった動機としては成立するでしょう。」
「傀儡」 「ロザリンと折り合いが悪かった人間なんて、ごまんといるもの。そんなの全部把握してられないわよ。」
主人公 「「淑女」は和解したがってたんだね……」
我々プレイヤーは、これまで「淑女」が他国で暗躍している姿しか見ていないので、自国では多くの人に慕われていたのかもしれない……という可能性もありましたが、どうやらその線はなさそうですね……。
「公子」 「本当は、明日トーニャと一緒にオデットのプレビュー公演を見に行く予定だったんだ。けど残念なことに、『レーレク』の件で残業しなきゃならなくなった。」
「公子」 「だから、俺の代わりに君が行ってくれないか?せっかくのチケットがもったいないし、トーニャにも会えるんだよ。」
主人公 「プレビュー公演?」
タルタリヤの妹であるトーニャ。キャラクターストーリーなどで名前はずっと前から知っていますが、実際に会うことになるのは初めてのことになりますね。ただ、どんな姿なのかまだ全く知りませんが。
「傀儡」 「ええ、『精霊をたずねて』のね。オデットの母親の家系に代々受け継がれてきた古典的なバレエの演目なんだけど、長い間上演されていなかったの。」
「公子」 「だったら……もしオテットが本当に『レーレク』だったとしても、対処するのは公演が終わってからにしよう。」
う~ん、オデットがレーレクかあ……。そうだとするとちょっと気が重いなあ。純粋な気持ちで公演観れなくなっちゃう。
第七章 第一幕 完了
神に愛されぬ雪国
任務完了
さて、ここで第一幕が完了。スネージナヤでは全何幕まであるのでしょうかね。
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