前回、フォンテーヌの予言を巡り、ヌヴィレットとフリーナが衝突することに。一向に口を割らないフリーナに対して、ヌヴィレットにも珍しく焦りが見えました。

 

 今回は、何とかしてフリーナに法廷に立たせ知っていることを話してもらうために、助っ人を呼んで作戦会議を始めます。

 

 

数日後、静まり返ったポワソン町のとある船内――

 

 

パイモン 「よし!これでみんな揃ったぞ!」

 

 さて、どんなメンバーが集まったかというと……

 はいっ!全員集合!

 

 フォンテーヌの魔神任務もスメールの時と同じで、最後の第五幕で全員で力を合わせて問題を解決させるといった流れになるのでしょうか。何度か言ったかもしれませんが、稲妻の魔神任務なんて、八重神子がいいところ全部持っていった印象が強いですからね。

 

 

 

 それでは、みんなでアイデアを出し合いましょう!

 

ナヴィア 「具体的にはそうね……みんなで力を合わせて『トラップ』を一式仕掛けるの。」

 

 トラップって何よ?フリーナがネズミ捕りに引っかかる姿を想像しちゃったのだけど(笑)。

 

 

クロリンデ 「ふむ……であれば、どれも本当の狩りとは言えない。皆、聞いたことがないかもしれないが、フォンテーヌには昔、『ファントムハンター』というチームがいた。」

 

 ファントムハンターと聞くと、どうしてもフォンテーヌで登場した強力な聖遺物のことを思い出してしまいます。ヌヴィレットもリオセスリもゲットしていないので、リネのためだけに周回していましたが、あまり納得のいく物が集まる前に「在りし日の歌」厳選に進んでしまいましたよ!

 

 

クロリンデ 「ただ、彼らはハンターと呼ばれていても、狩りの対象は動物ではなく、古代のレムス王朝が残した多種多様な魔物だった。」

 

クロリンデ 「今のフォンテーヌは魔物の数が減り、ファントムハンターも人混みに隠れ、他の武装勢力に所属するようになった。そんな彼らは、フォンテーヌ人のために独特な狩猟方法を残している。」

 

 え?今は魔物の数が少なくなってアレですか!?昔はもっと人間にとって過酷な環境だったのですね~。いたるところにビビアン級の魔物がいたら、やめたくなりますよ~(笑)。

 

 

クロリンデ 「トラップを構成するものは次の三つだ――囮、トリガー、拘束装置。獲物を処理する必要があれば、それに処刑器具も追加される。」

 

 クロリンデのお話は色々と新たな発見があり、面白いですね。 

 

 ……実装マダー?さすがにバージョン4.6で出て来ると思っているのですが……。

 

 

ヌヴィレット 「……もし捕獲と処分が獲物に対する審判であれば、私たちのやることは似たようなものだ。」

 つまり……フリーナに告発するってことですよね!?

 

 ただ、一体何の罪で告発するのでしょうか?中々、先の展開が読めませんよ~?

 

 それにトラップを仕掛けるといった話もありましたが、ヌヴィレットはフリーナ相手にバレずに演技するといったことは難しそうですよね。彼はいつも通り、最高審判官という役目を全うしてもらいましょう。

 

 

必要なのは、彼女が隠している秘密だけ。

神の秘密を詮索するのはあまりに不遜なことだが……予言が現実のものとなり、フォンテーヌが沈んでしまわないよう――あなたたちは危険を冒すことを選んだ。

 

 プレイヤーには内容を伏せていますが、みんなと話し合って作戦を練ることに成功したようですね。ここら辺はスメールの魔神任務第五幕に似たところがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 ところ変わって、サーンドル河。隙あらばパイモンは主人公に好き好きアピールをしてきます。

 

↑今回の可愛いパイモン。

 

 

パイモン 「おまえ、いつの間にお茶なんか淹れたんだ?オイラ、気づかなかったけど。」

主人公 「淹れてないけど。」

 

 

パイモン 「じゃ、じゃあ……なんだこれ?」

 

 いつの間にか、紅茶が入ったティーカップがテーブルの上にありました。

 

 

??? 「そう緊張しないで、ただお茶を飲んでいるだけだから。さっきは喋ってなかっただけよ。」

 紅茶が喋った~!?

 

 ん?この声、前に聞いたことがあるような、ないような……。

 

 

パイモン 「ん?待てよ……この声、確かにどっかで聞いたことあるような……あっ!?おまえって、スメールにいたとき訳もなく空から聞こえてきた声だろ!」

 

 やはり、そうだったか!「散兵」、もとい放浪者がメインとなった魔神任務間章の最後に主人公たちに語り掛けてきた声ですね!確か、バージョン2.5の風花祭で、魔女会の一人だということがほぼ判明しましたが、またこうして語り掛けてきました。

 

 

??? 「前回と同じように、あなたが迷い込み、そしてあたしがその迷いを感じてここに来たの。人を導くのは、あたしにとって手放すことのできない甘美なものだから。」

主人公 「君は誰?俺たちに何の用?」

 

 主人公のこの質問に対して、曖昧な返答をする声の主。ただ、友人の弟子の頼みを引き受けようとしていると言っていたので、モナの師匠の友達、つまり魔女会のメンバーで「N」と呼ばれる人なのでしょう。

 

 

魔女N 「予言は……当たるわ、必ず起こる。あれは『未来の歴史』と思ってもいいことよ。」

 

 必ず起こると言い切りましたよ!だったら、主人公たちがどうあがいてもフォンテーヌの危機を救うことはできず、全て無駄になってしまうってことか?

 

 しかし、ここで魔女Nから一つアドバイスが。

 

魔女N 「一般的に、『予言』は神の視点から見た未来だと言われている。でも、神の視線の死角で……何かが起こっている可能性について、考えたことはある?」

 

 

魔女N 「あなたがこれから見る様々な出来事は、果たして神が目にする運命と違いがあるのかしら?」

 

 プレイ当初は何を言っているのかイマイチ理解しかねていましたが、ストーリーが終わった後だとよく分かりました。つまり、シュタインズ・ゲートみたいなことをやればいいのですよ。

 

 

魔女N 「テイワットの未来がどうであれ、最終的にあなたを導くのは『運命』だけ。やるべきことをやればいいわ。」

 

 ま~た、出ました「運命」って言葉。テイワットの世界では単なる言葉以上の意味が含まれている気がします。

 

 

 

 と、ここでモナが再登場。魔女Nが語り掛けてきたことを伝えます。

 

モナ 「嘘……そんなことがあるなんて!」

主人公 「彼女はメッセージを伝えに来たみたい。」

 

 モナも魔女Nのことは師匠から聞いたことがある模様。方向感覚が優れていて、道に迷っている人を導くのが好きだとか……例えば今の主人公みたいにか。

 

 

モナ 「でも、私は一度も彼女に会ったことがないんです。もし生きているのなら、決して若くはないでしょう……おばばでさえ何百歳なんですから、きっとおばばより長生きしていますよ!」

 

 魔女会のメンバーって皆、高齢のイメージですよね。でも、甘雨とか八重神子とか何百・何千年も生きてきた者をこれまで見てきたので、見た目は若いのだろうな~。

 

 

モナ 「能力だって、それはもう恐ろしいものですよ。彼女がわざわざ見に来たということは、あなたの問題は、彼女が興味を持つほど重要だということです。」

 

 

モナ 「彼女のヒントはあいまいですが……恐らく、まだ転機があると伝えたいのでしょう。しかし、その転機がいつ訪れ、どういったものかについては言及していません。まさか……」


 魔女Nは予言は確実に起こるとは言っていました。ですが、モナの言う通りまだ転機があるのも確かなようです。う~む……。

 

 

モナ 「私はいつも、『運命』を目撃する側の人間に数えられます。私の目に映る範囲では、『運命』が決して揺らぐことはありません。」

モナ 「しかし、それでも私は『奇跡』を期待し、信じています。占星術は不変で合理的なものですが、運命はそうではありません。残酷で……時に、美しいものでもあるんです。」

 

 中々、不遜なことを言っているような気もしますが、彼女の矜持や所論を少し知れて嬉しかったです。他のキャラクターもこういった一面を知れる機会をもっと作って欲しいですね。

 

 

モナ 「恐らく、Nはそのことを伝えたかったのかもしれません。信念を失ってはいけない、目の前にあるものが、必然的な結末とは限らないことを信じるべきなのでしょう。」

 

 目に映るものすべてが真実だとは限らないということです。

……ここまで言えば分かるわね?空君?

 

 

モナ 「傍観者でいることも考えましたが、やはり私にはそんなことできません。たとえ無駄であっても、もう一度だけみんなの戦いのため貢献したいと思います。最後の瞬間まで足掻かなければ、どう胸を張って結末を迎えられると言うのでしょう?」

 

 協力すると言ってくれたモナですが、フォンテーヌ魔神任務での彼女の出番はこれにて終了です。結局、彼女は裏で何か貢献したのでしょうかね?モナ女史の今後に注目(?)です。

 

 

モナ 「……あ、私としたことが、また占星術の話をペラペラと語り始めていました。本当にすみません、専門分野の話になるとつい……そろそろ帰ります!」

主人公 「そんなことないよ。ありがとう、モナ。」

 

 二次創作ではギャグキャラにされがちなモナですが、こうしてみるとかなり頼りになる存在です。パイモンみたいに今後一緒に冒険に付いて行ってもいいのよ?

 

 

 

 

 

 

 

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