前回、フォンテーヌ一の大都市であるフォンテーヌ廷へ足を踏み入れた主人公たち。

 

 今回は、リネたちのマジックショーが行われるとのことなので、早速公演場所であるエピクレシス歌劇場に行きましょう。

 

 おー!ここがエピクレシス歌劇場か!

 

 立派な建物!やはり、スメールのズバイルシアターとはわけが違いますね。少し気になるのは縦に高いわりには、横幅があまりない点です。大体のオペラハウスは大きな箱型で横に広いような形状が多い気がします。

 

 それに劇場の前に噴水がありますね。建物前に噴水があると言えば……色々あるとは思いますが、私はメトロポリタン歌劇場を思い出します。

 

 

●メトロポリタン歌劇場

↑アメリカのニューヨークにあるオペラハウス。アメリカ一、いや世界一と言っても過言ではない歌劇場です。

 

 

パイモン 「エピクレシス歌劇場……すっごい貫禄だぜ……こんなところで公演ができるなんてすごいことだよな。どうりでリネのやつ、あんなに楽しみにしてたわけだ……」

 

 内装はどうなっているのかな~?

 

↑レッドカーペットが印象的なオペラハウスはありますが、青色のカーペットとは珍しい気がします。単に自分が知らないだけかもしれませんが。

 

 

リネ 「ちょうどよかった。まだ観客も入ってないし、せっかくだから君たちに最高の席を用意しよう……チケットを取ってくるから待ってて。」

 

 出演者から貰うチケットって毎回S席ですよね(笑)。私はいつも一番安い席を狙って買うので何だか複雑な気持ち……でもこうでもしないとS席何て取らないですから、いい機会だと思っています。

 

リネ 「ああ――舞台道具の配置にちょっと問題があるみたいだ。アシスタントのコーウェルが呼んでるから、ちょっと見てくるよ……」

主人公 「うん。」

 

 というわけで、リネとリネットがいなくなったので、主人公たちは公演開始までホールに足を運びブラブラすることに。

 

 

 

 

 ホールもいい感じですね!それに、外観よりも広い印象を受けます。前のバージョン3.8のヴェルーリア・ミラージュのイディアも似たようなことを言ってた気がしますが(笑)。

 

 座席の数はざっと見た限り100席以上で、当然ながらリアルな歌劇場と比べると数は少なめ。一応2階席もありますが、このエピクレシス歌劇場の一番の魅力は、おそらくここかもしれません。

 

 とにかく席の間隔が広い!

 

 これはいいですね~。劇場によっては隣との間隔が狭かったり、前の席の人で舞台が見づらかったりすることもあるので、このゆったりした空間は魅力的です。……人を沢山いれる描写がゲーム上難しいというメタ発言は言いっこなしですよ!

 

↑こういった2階席の一番端っこも意外と好きな席です。真横から次の演者が出てくる様子が早く見えるので、面白いのですよね。歌手との距離も近いですし。

 

 

 こういった思った以上に本格的だったエピクレシス歌劇場ですが、一つ残念なことにオーケストラピットが見当たりませんでした。普段は見えなくて、舞台装置を起動すれば出現するといったところもありますが、地面がタイルみたいなもので敷き詰められているので、そういった仕掛けもなさそうな感じ。

 

 

 

 一通りホール内を堪能しましたので、リネから頂いた一番前の席に腰掛けましょう。

 

 おい、パイモンも座れよ……

 

 あれ?もしかしてパイモンはそのまま立ち見ならぬ浮き見するつもりか?リネはチケットを主人公の一枚だけくれたのか?何はともあれ、みっともないからパイモン座れよ……。

 

 そして、主人公よりも早くに最前列の席についていたのが……

 ヌヴィレット!

 

 彼はフォンテーヌの最高審判官であり、このエピクレシス歌劇場の特等席に座って毎回審判に参加しているようですね。

 

ヌヴィレット 「さっきからずっと、高所の貴賓席からポーズを決めているやつがいる……」

 

 ただ、今回は邪魔者がいますね……。でもその場所からはステージ見づらくないか?

 

 

 

 話をしているうちに、とうとうリネとリネットのマジックショーの始まる時間になりました!楽しみだなあ~!

 

↑おお、座席に人が沢山座っている!これまでお祭りイベントでも人の描写が少なかったので、これは嬉しい誤算です!

 

リネ 「本日はお忙しい中、『エピクレシス歌劇場』へお越しいただきありがとうございます。本日のパフォーマー、リネです。」

 

 

 ハットの中には何もありませんよね~?

 

 

 トランプカードが沢山出てきました~。

 

↑なんだかんだ、こういったトランプカードを手から出す手品が一番好きかもしれません。華麗な手さばきに心奪われるのですよね。

 

 

 次は少し大掛かりなマジック。吊り下げられた巨大な水槽がやってきました。

 

リネ 「妹の姿を消してみせましょう」

 

 

 

 

 鍵をかけられた密閉状態の水槽からの脱出マジックですね。毎回こういうのは美女がやるイメージ。

 

 

 さて、ここからどうやって脱出するかというと……

 

 

 衣装を残して消えちゃった……

 

 リネットはどこに行ったのでしょうか?しかもベールで隠した瞬間にいなくなるといったものではなく、その場で泡になって消えましたよ!さすがフォンテーヌ一のマジシャン……。

 

↑これには水神フリーナ様も驚き。

 

 

 ハッ!この足はリネット!まさか……あられもない姿での登場か……?

 

 何で服着てんだよ!

 

 期待を裏切りやがって、コノ~!

 

↑マジックの成功に、水神フリーナ様もご満悦。

 

 

 というわけでマジックショーは無事に成功して幕を下ろす……訳ではなく、まだ続くそうです。

 

リネ 「皆さん……水槽脱出のマジックは一切の隙もないように見えたけど、結局リネットが相手だったから成功したんだ――なんて思っていませんか?」

 

 なので今回は参加型のマジックです。抽選機で選ばれた女性が参加することになりました。

 

リネ 「どれどれ……ああ、第七列三番目のお客さん、おめでとう!直々にこの不思議な一分間を体験できますよ!」

 

 

 

リネ 「さて、箱は全部で二つあります。一つはここに、もう一つは観客席中央の通路に。」

 

 

 なるほどね~。リネのやりたいマジックが大体わかりましたよ。

 

リネ 「勘の鋭いお客さんはすでにお気付きでしょう――そう、次のマジックは、入れ替わりです!」

 

 つまりリネとお客さんがそれぞれの箱に入り、別の箱から出て来るというよくあるマジックですね。

 

 

リネ 「……60、59、58……という風に、一つずつ数えてください。少し速くなったり遅くなったりしても構いませんよ。」

 

 制限時間は約1分ということですね。よーし、数えるぞ~。ろくじゅー、ごじゅうきゅう~!

 

パイモン 「ヌヴィレットは数えないのか?」

ヌヴィレット 「私は心の中で数えよう。観客の音量はすでに十分だからな。」

 

 あん?何だかノリが悪いなあ~。少しアルハイゼン味を感じちゃいますよ。

 

ヌヴィレット 「これは身分と性格によるところだ。気にせずパフォーマンスに集中するといい。」

 

 あっそ、じゃあヌヴィレットのことは気にせずに、リネの入れ替えマジックを楽しみましょうか。

 

ギャリック 「リネさん、いるか?準備はいいか?」

 

 制限時間は刻一刻と過ぎていきます。ここでムービーがスタート!

 

リネ 「二人の位置を入れ替えるのは大掛かりだね」

 

 残り時間は、10秒を切っていますよ!もうすでに転移は終わっているのでしょうか?

 

↑おや?まだ全然移動していない!?

 

リネ 「しまった 今のはナシ!」

 

 魅せますね~、マジシャンとしてのリネ。やはり一流の手品師ともなろう人なら、テクニックだけではなく相手の心を揺さぶる話術や演出も大事なんでしょうね。

 

 さて、もうリミットは過ぎてしまいましたよ?果たして入れ替わりマジックは成功したのでしょうか?

 

 

リネ 「ジャジャーン!」

 

 さすがだあ~!

 

↑おお~!花火の演出もあるのですね!

 

 リネが観客席にある箱に転移できたということは、ステージ上にある箱の中には選ばれたお客さんがいるってわけですね。

 

 

 !?ああ!?

 

 

 

 

 おいおいおいおい……空中に吊り下げられていた巨大水槽が突然落ちてきて、マジックボックスがぺちゃんこにつぶれたのですけど……。水槽も壊れて、あたり一面水浸しになってしまっているので、これはマジックの一環などではなく、意図しないトラブルなんじゃないですか……?

 

↑え?この仮面はアシスタントの……ギャリックさん?(※コーウェルです)

 

↑これにはリネも呆然。やはりこれはマジックの一部ではなかったか……。

 

 ギャリックさ~ん!(※コーウェルです)

 

 

 

 

 

ヌヴィレット 「公演中止だ!医療スタッフは私についてこい。警察隊は現場を保護し、すべての出演者を押さえろ。歌劇場の出入口も一時的に封鎖する!」

 

 大変なことになってしまいました。

 

 もしこれが事故ではなく、誰かが意図して仕組んだ事件であれば、犯人はおそらくまだこの歌劇場内にいるはずです。警察隊の元、この出来事の詳細が判明してきました。

 

ヌヴィレット 「不幸なことに、マジックボックスにいた人はすでに息を引き取っていた。死者の名はコーウェル……リネ魔術団のアシスタントの一人だ。」

 

 ん?コーウェル……って誰だ?映像を見返すと、マジックショーが始まる前にリネを呼んでいたアシスタントの一人がコーウェルという名前でした。それに入れ替えマジックの際に、選ばれた女性を誘導していたのもこのアシスタントです。この人がなぜマジックボックスに入っていたか、コレがこの事件の鍵になってきそうです。

 

ヌヴィレット 「舞台上の花火が水槽上部のロープに引火したことが、水槽墜落の直接の原因となった。」

 

 あー、あのマジック成功の瞬間吹きあがった花火が原因ですか。事故という線は……ないか?

 

ヌヴィレット 「だが警察隊が捜索したところ、あの少女は蒸発したかのように行方知れずになった。」

 

ヌヴィレット 「……『連続少女失踪事件』に属する一連の事件とも多くの特徴が一致している。」

 

 ここでシャルロットが以前言っていた「連続少女失踪事件」に触れられましたね。ただ、今回もその一連の事件の犯人と同一人物かどうかは、これからの捜索で次第に判明するでしょうね。……判明するかなあ?

 

フリーナ 「さて、そこの異郷の旅人よ。キミは手を差し伸べるんだろう?この前はリネ君に大いに助けられたはずだからね。」

主人公 「リネを信じる。」

 

 フリーナはリネがこの殺人事件の犯人だとして告発しました。主人公はリネが犯人だと考えていないので、図らずとも法廷で争うことになりましたね。

 

ヌヴィレット 「分かった。『審判』は明日、歌劇場で執り行う予定だ。双方、自由に事件を調査し、真相を究明するがいい。」

 

 「究明するがいい」って、なんだその言い方……。ありえないとは思いますが、何だか黒幕のような喋り方ですね。とりあえず、今はこの事件を解決するために証拠集めを全力で進めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

↓当ブログのTwitchチャンネル