前回、アビディアの森で眠った後、パイモンとはぐれてしまった主人公。ヒルチャールに変えられてしまったエデの息子を救うため、彼と共に薬を作る作業が続きます。

 

エデ 「はぁ、また七天神像に行かなければならないのか……」

 

 うげぇ、またあの熱弁を聞かされる羽目になるのか……と少しうんざりした気持ちになりそうでしたが、そこはさすがのホヨバース、そんな愚行は犯しません。

 

エデ 「待った……どういうことだ……?今のはカリベルトじゃないか?」

 

 え?違うでしょ……。腕にスカーフ巻いてないですし。

 

 ヒルチャールは層岩巨淵の方へ行ってしまったので、追いかけることに。やはり、腕にスカーフは巻いてなかったので、カリベルトではありませんでした。

 

エデ 「なんと不気味なところだ。こんな場所……前からあっただろうか?今までずっとここに気づかなかったとは。」

 

 気づけば不気味な場所に辿り着いた主人公たち。場所的には層岩巨淵に位置すると思いますが、こんな場所は知りませんね。それに、建物の装飾を見ていると何だか稲妻にあった淵下宮を思い出します。何か関連があるのでしょうか?やはり、カーンルイア関係か?

 

エデ 「ん?ヒルチャールたちが……ひれ伏して何かを崇めているようだな?歩いて、跪き……なんとも敬虔そうだ。」

 

 何かを崇める様子のヒルチャール。これまでもこういった動きはしておりましたが、彼らにとっての神がこの先にいるということか?

 

 

主人公 「もしかして今……天井に立ってる?部屋がひっくり返ったのかな、それとも重力の影響……?」

 

 ダインスレイヴが前に登場した層岩巨淵でも建物が逆さまになっていましたよね。やはり、建物がひっくり返っているのがアビスを象徴している感じでしょうか。

 

 そして、ここで新敵が登場!

 

??? 「止まれ、人間よ。汝等はこの地で『運命』の探求を許可されておらぬ……」

 新しく登場した氷のアビスの使徒だ!

 

 アビスの詠唱者は、これまで雷と炎が登場していましたが、アビスの使徒は水に続いてようやく2人目です。余談にはなりますが、この氷と水の使徒が登場した深境螺旋は難しかったな~。

 

??? 「……いいだろう、ならば汝等に『運命の試練』を授けよう。」

 

 アビスと対峙したが最後、当然戦うことになりますよね!

 

↑相手は氷元素を使ってくるので、やはり炎元素で戦うのが得策です。胡桃であっさりと倒すことができました。

 

エデ 「あの身に漂う計り知れないオーラ、危険に満ちながらも優雅であり力を感じる姿、この上なく魅力的な存在であった。」

 

 でも、そんな存在を倒した胡桃はより魅力的でしょ!

 

 このアビスの使徒を下したので、「運命の試練」とやらは合格といったところでしょうか。このまま最奥の部屋へと足を運ぶ二人。そこには何やら禍々しいオーラを帯びた巨大な物体が吊るされていました。

 

主人公 (鎖が何重にも巻かれて、空中に吊られた状態で不吉なオーラを放ってる……間違いない、あの「穢れた逆さ神像」にかなり似てる……)

 

 アビスの使徒と初めて出会った場所にあった「穢れた逆さ神像」にかなり似ているとのこと。それでは一旦、その逆さ神像を改めて見てみましょうか。

 

 似てるか!?

 

 似てないでしょ!……いや、でも鎖が繋がれているところとか、紫色の禍々しいオーラといった点を見てみると似ているっちゃ似ているか……?

 

 そして、この奇妙な物体相手にヒルチャールは敬意を表しているかのように拝んでいます。

 

主人公 (やっぱり、ここはアビス教団と関係があるんだ。拝んでいるヒルチャールも、あの時の「あの人」にそっくり……)

 

 ん?あの時の「あの人」って誰だろう?このヒルチャールの様子と似ている人なんていましたっけ。

 

 いや、似てるか!?

 

 こっちはマジで似てないでしょ!

 

 逆さ神像の前にいた「大宝盗家」と思しき人物ですね。しかし、彼は息をしていなかったので拝んでいるというよりかは、死んでぐったりしている格好にしか見えなかったのですが……。

 

 エデ!?お前もかい!!

 

 どうした!?何でエデもあんな物体相手に祈っているのだ……。

 

頭の中で響く声 「……生命よ、なぜひれ伏す?恐怖と未知からか?それとも、力を欲するからか?」

 

 うっ!頭の中に直接語り掛けてくる系のやつだ!一体誰なんでしょう。

 

頭の中で響く声 「……生命よ、なぜひれ伏す?私は神ではない。私はただの――『罪人』だというのに。」

 

 罪人……?何の罪でしょう?旅人たちに対して生命と呼び掛けていたので、相手は生命ではなかったりして。

 

頭の中で響く声 「罪業から生まれた」、まだ無垢なる花よ。この私には君の運命が目に見えている。」

 

 まーた出ましたよ「運命」って言葉。原神は運命って言葉使うのホント好きよね~。

 

エデ 「あれを見た瞬間、心にある感情がいっせいに静まった。それから畏敬の念を……いや、あれは幸福感だったのか……それだけが心の中に残されていた。」

 

 主人公は特に何も感じなかったようですが、何故にエデはそういった幸福感を味わえたのでしょうかね。

 

エデ 「ああ、今はかなり気分がいい。むしろ……ここに入ってきた時よりもずっと良くなっている。おかしなことだ……」

主人公 「ここは異常だ、早く離れよう。」

 

 いや、この場所で気分が良くなっていることは、別におかしなことではないことを主人公は知っていますね。ここは層岩巨淵に近い場所、ここは不死の呪いの力を弱める働きを持っていることを以前にダインスレイヴから聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

 奇妙な場所であることには間違いないので、とりあえずカリベルトがいる家に戻ります。根気強く今回もカリベルトに薬を飲ませます。

 

カリベルト 「パ……パ……?」

 喋ったー!!?

 

 まさか本当に人間だったころの意識が戻るとは驚きですね。ダインスレイヴは元に戻す方法は無いと言っていましたが、この結果を見ると他にも解決策はあるような気がします。

 

 ただ、カリベルトは自身の体を見て、当然ながら驚愕します。エデはあやすように、ここは童話の世界なんだとごまかします。ただ、いつまでその嘘が通用するでしょうかね。

 

エデ 「何があろうと、その仮面を外してはならないと。」

 

 カリベルトにそうきつく約束をさせたエデ。確かヒルチャールの素顔は自身で見たくもないほどの酷い顔をしているそうですが、そう言われると見てみたくなってしまうのが人間の性ですよね~。

 

エデ 「それに比べ、私たちが洞窟で出会った名も知れぬ神こそ、まごうことなき偉大な神。七神なんかとはまるで格が違う!」

 

 あの頭に直接語り掛けてきた存在を神とみなしていますね。しかも、その力強さに完全に魅了されています。

 

 というわけでそんな心酔しきったエデは、願解きをしに再びあの洞窟へ向かいました。ついてこなくてもいいと言われましたが、様子が心配なので主人公も後に続きます。

 

カリベルト 「君も……君もこの童話の世界に住んでいる住民さんなの?こんにちは、僕はカリベルトっていうんだ。」

 

 カリベルト、結構かわいい声をしています。年齢は5、6歳といったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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