八重神子 「妾の後に繰り返すんじゃ、『あーん――』、ほれはやく。」

 

 あーん

 

 

 ……八重神子だ。

 

八重神子 「やっとのことで、地面に埋もれておるような童を運んできたのじゃ、そうまでしたのに再起不能となっておっては、残念過ぎるじゃろう?」

 

 前回、スカラマシュにやられた後、八重神子が助けてくれたようです。それにしてもどうやってあの状況から助けてくれたのでしょうか?しかも、ここは鳴神大社、ヤシオリ島からかなり遠い場所になります。

 

パイモン 「オイラも気になるぞ!オイラあの時、旅人のことばっか見てたから、おまえがなにをしたのか全然わからなかった……」

 

 おぉ……パイモンよ、主人公のことを心配してくれるのは嬉しいのだが……

ちょっとは周りを見ろ!

 

 パイモンも知らぬ間にここに辿り着いったってわけかあ?さすがにそれはパイモン、ボケボケしすぎです!

 

八重神子 「『鳴神大社の秘宝』じゃ、あの散兵という者が一瞬にして地面に跪き、命乞いをしてきたと妾が言ったら、信じるか?」

主人公 「……」

八重神子 「ふふ、そのようなことを考えるより、どう妾に恩を返すか考える方が重要じゃぞ……そうは思わぬか?」

 

 つまり何か主人公に手伝ってほしいことがあるから助けてくれたというわけですね。どうやって助けてくれたかは、はぐらかされてしまいました。

 

八重神子 「でなければ、やはり頭になんらかの支障をきたしているかもしれぬな……」

主人公 「誠に感謝申し上げます。八重神子様。」

 

 それにしても主人公も世渡りがうまくなったというか、パイモン以外の者にも冗談も言えるようになったというか……とにかく印象がコロコロ変わりますね。

 

八重神子 「汝は今……まだ『邪眼』のことについて考えている。そうじゃな?」

 

 そりゃあもちろんそうです。助けてくれたことはありがたいですが、今は一刻も早く海祇島へ戻り哲平の様子を診たいところです。……あっ、ちなみにこの稲妻のメインストーリーが終わるまで哲平が亡くなっていることに気が付いていません。

 

八重神子 「安心せい。すでにあの海祇島の指揮官が手下を率いて掃討に出向いた。それに邪眼の使用を禁ずる重大な軍令も発せられておる。」

八重神子 「はぁ、時間があったら、あのファデュイどもの苦しむ姿をぜひ見てみたかったんじゃが……」

 

 いや、安心せいと言われても別にファデュイに復讐したいというよりかは哲平を助けたいといった思いがゲームプレイ中は強かったですが……。ただ、これも主人公たちは哲平の死を認識しているということであれば、そうおかしくもない反応なのですよね。やはり、ストーリー上で哲平の死亡描写をしっかりと描く必要があると思います。

 

 

 

 さて、ひとまず抵抗軍や邪眼のお話はここでおしまい。ここからは八重神子のターンです。まずはこの質問を主人公に投げかけてきます。

 

八重神子 「汝……あやつに会ったな?」

主人公 「雷電将軍のこと?」

 

八重神子 「妾が言っているのは、その『人形』ではなく……『彼女』に会ったのかと聞いておる。」

主人公 「それって……」

 

 ん?雷電将軍が人形?どゆこと?

 

八重神子 「そう。『自我』を維持するため、『一心浄土』で無限の冥想を続けている。本物の雷電将軍……」

 

 ふーん。最初に雷電将軍と出会ったときに不思議な異空間を作り出してそこで戦いましたが、その場所こそ八重神子が言う「一心浄土」なのでしょう。そして、その場所にいた雷電将軍が本物だと。ちなみにその本物の名前は「影(えい)」というそうです。なんだか女性の名前っぽくないなあ。

 

 そして、何故あのような空間にいるのかというと……

八重神子 「あれこそ雷電将軍の『永遠』だからじゃ。」

八重神子 「この国の永遠を追い求めるには、まずは己が永遠に触れなければならぬ。」

 

八重神子 「精神は摩耗からは逃れられぬ。あやつは自らの意識をその刀に宿し、冥想を用いてすべての障害を回避しているんじゃ。」

 

 岩神もたびたび摩耗のことについて話していましたね。この世界の神や仙人の中には何千年も生きている者もおりますが、等しく精神が摩耗していくとしたら実質的な寿命は全員にあるということでしょう。ただ、この一心浄土を用いれば摩耗を気にせずに永遠が手に入ると?う~ん。

 

八重神子 「自我の世界に閉じこもり、外の雑務はすべて、ただひたすら永遠へと突き進む人形に任せておる……」

 

 いいなあ、その雷電人形。自分もそんなものがあれば嫌な仕事とか人形任せにしたいですねえ。そんな道具ドラえもんが持ってなかったかなあ?

 

八重神子 「汝は目狩り令から稲妻の民を救いたい。それは妾も同じじゃ。ただついでに、この国とあやつも救いたいのじゃ。」

 

 ほう、その雷電将軍も救う方法とは?

八重神子 「そして、ここが肝心なんじゃが――『一心浄土』が影の心の世界を表しているというのなら、そこであやつを打ち負かせば、あやつの意思を『変える』ことができるやもしれぬ。」

 

つまり雷電将軍とバトって勝てと

 

 とても分かりやすいけれど無茶言うなあ、以前負けたのに~。とりあえずあの元素スキルを封じる目狩り令という技を封じなければ勝機が見えないのですが……。

 

八重神子 「まだ自分が特別なことを認識しておらぬのか?いったはずじゃ、『一心浄土』は基本的に自我のみを許容する空間、汝がそこに行けたということはつまり……」

八重神子 「あやつは汝に十分な関心を持っているということじゃ、あやつもきっと……永遠にとってこれほどまでに『不安定』な個体はみたことが無かったんじゃろう。」

 

 やはり主人公は雷電将軍の一心浄土にも行ける特別な存在……。ただその一心浄土に再び行ける保証はどこにもありませんが。

 

 とりあえず雷電将軍の一心浄土に赴き、勝利するという明確な目標ができました。つまるところ今やらなければいけないことは……特訓だ特訓!(ベネット風)

 

八重神子 「『対雷電将軍特訓』。汝のために特別に用意したんじゃ。」

↑そんな青文字で強調するほどのものか……?

 

 

 

 

 

 場所を変えて八重神子が用意した訓練装置で特訓します。なんだか少年漫画的♪しかし、何故八重神子はこういった雷電将軍のことについて詳しいのでしょうか?

八重神子 「そうじゃな……妾が『雷神の眷属』であるからじゃろう。」

 

 け、眷属?フィッシュルのオズみたいに、雷電将軍が八重神子を召喚する場面を思わず想像してしまいました。

 

 そして唐突に八重神子はこんなことを言ってきます。

八重神子 「ふふ、その感じ、妾の『狐お姉さん』姿に興味があるような口ぶりじゃのう?」

 

 ……いや、別に……

 

 と思っていたのですが、どうやら主人公は違ったようで……

 

⇒ 見たい……

⇒ 興味ある!

 

 特に興味ないという選択肢はないんかい!

 

 前回、主人公と心がシンクロしていたと思っていましたが、あの時は偶然たまたまだったってことが分かりましたね!

 

 というより稲妻の眷属と言ったら狐の姿というのが一般的なのでしょうか。メインストーリーで眷属といった存在が登場しなかったので、いまいちピンと来ていませんでした。

 さて、選択肢はどちらも変わらないので、仕方なしに「見たい……」の方を選びましょうか。

 

八重神子 「調子に乗るな。」

 

パイモン 「うぅ……」

 なんなんよもぉ~。

 

 

 

 

 

 さて、ひとまず特訓は終了。八重神子曰く、まだまだ雷電将軍に勝つことはできないようですが、客人が来るそうなので鳴神大社へ戻ってきました。話はファデュイの暗躍に移っていきます。

 

八重神子 「目狩り令の発令は明らかに何者かによる誘導と言えよう、『人形の将軍』が持つ、永遠への執着を利用したな。」

主人公 「『散兵』の言ってた事がそれを証明してる。」

 

 そうですね。スカラマシュが目狩り令はファデュイが提案していたと自白していました。それを雷電将軍人形が承諾したと……永遠へとつながる道なら人形が自動的にOKを出したといったイメージかなあ。

 

八重神子 「ああ、もう明らかじゃな。社奉行以外の二つは、ファデュイと結託しておる。ふんっ、欲に目がくらんだ愚かな人間よ。」

八重神子 「つまり、現在ファデュイには『情勢を撹乱する者』が存在し、二つの奉行を籠絡して、邪眼を広めておる……」

 

 勘定奉行がファデュイと結託していたのは前回判明しましたが、目狩り令を主導しているのは天領奉行なので、そう考えると天領奉行も同じくファデュイと関係を持っているということか……。稲妻の国ボロボロじゃねえかよ……。

 

 その打開策として八重神子が提案したのは……

八重神子 「妾は……天領奉行が謀反するように仕掛ける。」

 

八重神子 「ふふ、妾が言ったのは天領奉行が幕府を裏切ったことではない……ある者に今の天領奉行を裏切ってもらうのじゃ。」

 

 天領奉行のある者……あの人しかいませんね!

 

 九条裟羅!

 

 八重神子が言っていた客人って九条裟羅だったのですね。九条裟羅はお尋ね者である主人公を見るや否や捕えようとしますが、何とか八重神子の機転により話し合いに持ち込むことに成功しました。話題はもちろん目狩り令について。

 

九条裟羅 「臣下として、将軍様に忠誠を誓うのは当然。そして武人として、将軍様の境地は私のずっと追い求めていたものでもあります。」

八重神子 「たとえ雷電将軍が……いつか汝の神の目を奪うことになってもか?」

 

 お!八重神子殿、意地悪な質問をしてきました。確かに自分も気になりますが九条裟羅の答えは……?

 

九条裟羅 「目狩り令は将軍様の決断、私に不服はありません。」

 

 即答!

 

 九条裟羅、もうとっくに覚悟は決まっているようですね。こういった忠誠心が強い人、嫌いじゃないですよ。ですが、このままでは九条裟羅に今の天領奉行を裏切るような行動を起こさせることはできません。何か証拠でもないと……。

 

八重神子 「三日後じゃ……三日後またここに来るとよい。証拠を渡してやろう。」

 

 というわけで、三日の猶予をもらいました。もちろん(?)証拠なんて今は持っていませんので、何とか集めないといけませんね。

 

八重神子 「証拠を手に入れるには、助っ人が必要じゃな。であれば今から……妾と共にその『専門家』を起こしに行くとするか。」

 

 証拠を手に入れるための専門家も呼んでいるからなあ~?……って誰でしょうか?それに探しに行くじゃなくて起こしに行くとはいったい……。