神里綾華や宵宮との伝説任務を完了後、メインストーリーが再開されます。作中では正勝先生を救ってからそれなりに日数が経ったようですが、ほぼぶっ通しでプレイしている身としては少し変な感覚ですね。

 

 場所はまたしても木漏茶屋。社奉行と内密の話をするなら、とりあえずここに集合といった感じですね。ただ、今回はトーマの姿が見当たらず、慌てた様子の綾華がやってきました。

 

神里綾華 「まずいですね……ここに来る途中、トーマが天領奉行の者に捕まったと聞きました。」

 

 あー、いつかはこういった展開になると予想していましたが、とうとうトーマの神の目も没収されることになりそうです。

 

神里綾華 「将軍様は千手百目神像の前で、百個目の神の目の『目狩り儀式』を行うつもりです。」

神里綾華 「将軍様と天領奉行の者は百個目の神の目の『目狩り儀式』を行い、目狩り令の段階的成果を証明したいのでしょう。」

 

 幕府は神の目をすでに99個押収しており、今回のトーマでちょうど100個目のようです。この100個を多いとみるか少ないとみるかは人によるでしょうが、個人的には妥当な数かなといった印象です。

 それにしても稲妻の人口はどのくらいなのでしょうか。描写されている住居地だけを見ていると1万人もいるようには思えませんが、おそらく作中ではもっと多いのでしょうね。仮に50万人いるとすると0.02%、5000人に1人以上の割合で神の目を持っていることになります。これくらいだと十分希少な物といった感じがしますね。……そうでもない?

 

 さて、本当にトーマが幕府に捕まってしまったかどうか確かめに行きましょう。

 

神里綾華 「……いけません、早く助けに向かわなければ!」

 

 なんだか綾華も行く気満々ですが……社奉行のNo.2が公の場で直接対立するのは、さすがにまずいでしょ。

 

パイモン 「そうだぞ、おまえが直接行ったら、社奉行が雷電将軍の敵になっちまうだろ?」

パイモン 「公の前で雷電将軍に抗えば、社奉行にいる普通の人も巻き添えになる……」

 

 パイモンが言いたいことをちゃんと言ってくれました。多分主人公が助けに行ってくれるだろうから、綾華はおとなしく待っておくべきです。

 

神里綾華 「それも仕方のないことです……儀式がもう始まります。時間はありません。トーマをこのまま見捨てるわけには……」

 

 えぇ……嘘でしょ?

 

 自分が思っていた以上に綾華にとってトーマはかけがえのない存在のようですね。まあ、側近に対してあまりに素っ気ない態度をとるのも綾華らしくないと言えばそうですが、これまで正勝先生の脱獄を手助けするのも他の人にやらせていたことを考えると、少し贔屓がすぎるのではと思ってしまいます。

 

神里綾華 「彼は私の友人なのです。少し前までは……皆さん一緒にいたのに……」

主人公 「オレの友達でもある、俺が助けに行く。」

 

 よく言ってくれました主人公。自分も神の目を失って記憶喪失するトーマは見たくありませんからね。綾華の代わりに千手百目神像に行ってみましょう。

 

 

 

 

 

 千手百目神像前ではすでに人だかりができていました。

 

 

 

 本当にトーマが捕まっていますね。しかも両手を縄で縛られているので、素直に目狩り令に従わずに抵抗したのでしょう。

 

 そして、この「目狩り儀式」でついに彼女が登場します。

 

 雷電将軍!

 

 稲妻という国の神であり、社奉行を含む三奉行の統治者でもあります。前の2か国の神とは異なり、現役で国のトップの座にいるので今後どういった立ち回りをするのか期待したいですね。

 

 

 

↑雷電将軍のよく分からないハンドパワーで、離れた場所からトーマの神の目が奪われてしまいます!

 

 

 

 そこで颯爽と現れる主人公。奪われそうになった神の目を回収し、警備の者も新しく獲得した雷スキルを使いこなして(自分は全く使いこなせていないが)倒し、トーマの拘束を解こうとしますが……

 

↑雷電将軍が黙っているはずがなく、トーマの救出は中断されます。

 

雷電将軍 「元素力を扱える」

 

雷電将軍 「あなたは『例外』」

 

 雷電将軍が不穏な空気をまといながら近づいてきました。そして、とうとうあのシーンが!

 

 

↑何故か胸元からせりあがってくる刀。

 

 

雷電将軍 「あなたを神像へとはめ込みましょう!」

 

 え、このままでは殺されちゃう?

 

 雷電将軍が刀を振りかざすと、空間にひびが入り……
 

 

 どこだここ!
 

 鳥居のある赤黒い不気味な異空間に飛ばされてしまいました。ここは各地に散らばる秘境のような場所なのでしょうか。こんな固有空間に強制的に引き込むなんてさすが雷神、実力者といった感じです。風神であるウェンティもガチればこういった芸当ができるのですかね?

 

 

 というわけで雷電将軍と直々に対決する流れに!

 

 しまった!メンバー選択ミスった!

 

 ちょっとトーマの様子を確認するだけで、まさか雷電将軍と戦うなんて思ってもみなかったので、あまり育っていないパーティーメンバーで挑んでしまいました。真剣に戦うのであれば、うちのパーティーでは、エウルアとベネットは欲しいですかね?後はディオナも。

 

 

 なんとか戦っていますがさすがは雷電将軍、雷攻撃がとても強力で次々に仲間がやられていきます。やはりヒーラーが行秋だけだと強敵と戦う際には、いささか心もとない感じです。奇しくも生き残ったのは風神であるウェンティ!相手の体力はまだまだ余裕がありますが、ここから逆転できるでしょうか!?

 

 ダメでした(笑)

 

 

 初めて「時には撤退も賢明な選択です。」と書かれたゲームオーバー画面を見ましたね。最後にゲームオーバーしたのはいつのことだったかなあ。

 

 それはともかく雷電将軍に敗北。かなり強かったですからおそらく負けイベントなのでしょう。ここで雷電将軍に勝ってしまったら、物語もすぐ終わってしまうだろうしと思っていたら……

 

 普通に戻された(笑)

 

 ふつーにやられた時のように木漏茶屋で復活しました。それでは改めてメンバーを入れ替えて雷電将軍に再挑戦だ!
 

 再度、トーマが捕まっているムービーを見て、バトルに移行します。今回はガチメンバーで来たので、誰もやられることなく雷電将軍の体力を順調に削っていきましたが、ここで雷電将軍がとっておきの一手を打ってきました。

 

 「目狩り令」発動!

 

 「目狩り令」 効果:このスキルを発動したとき、旅人以外の元素スキルと元素爆発を封じる。

 

 これによってメンバー全員のスキルが使い物にならなくなってしまいました!こんなんチートや!勝てるわけない!

 

 裁きの時が訪れ、「神罰」が下される……

 

 そして、ここでムービー。主人公と雷電将軍が決着をつけるために両者激突しましたが結果は……

 

 

 

 やっぱり雷電将軍にはかなわなかったよ……。謎の異空間も消えましたが、主人公は倒れたままで動かず、旅を始めて以来の大ピンチです。

 

↑今回の可愛いパイモン(サド向け)。

 

 

 じりじりと詰め寄ってくる雷電将軍。マジでこのままだと殺されちゃう!ここでパイモンが主人公を見捨てて逃げないのがいじらしくて良いですね。

 

 

 

 すんでのところでトーマは自身を縛る縄を切って近くにあった槍を投擲!

 

 

 

 その隙にフラフラになりながらもトーマは主人公をかかえ脱走に成功します。

 

↑逃げるトーマを見るだけで追いかけない雷電将軍。何か意図があるのでしょうか。

 

雷電将軍 「彼を『目狩り令』の対象へ」

雷電将軍 「次は必ずや一太刀を……」

 

 完全に雷電将軍から目をつけられ、主人公VS幕府という構図が出来上がってしまいました。こういった展開はできれば避けたかったですが、綾華に手を貸した以上遅かれ早かれ同じ結果になるのでしょうね。

 

 

 

 

 

 さて、トーマが逃げた先はいつもの木漏茶屋。これからどうすればいいのか助言をくれます。

 

トーマ 「たたら砂に行って、抵抗軍を探すんだ。」

トーマ 「オレの考えが正しければ、幕府軍はすぐにお尋ね者のお触れを出すだろう。そうなればオレたちを匿ってくれる勢力はそういない。しかし、抵抗軍は例外だ。」

 

パイモン 「そういえば、綾華が言ってたな……たしか……珊瑚宮によって設立された反目狩り令の組織だろ!」

トーマ 「そうだ、海祇島の『現人神の巫女』珊瑚宮心海によって組織された。今はその部下のゴローによって率いられ、幕府軍と交戦を繰り広げている。

 

 なるほど、目狩り令で対立している抵抗軍に匿ってもらうというわけですね。これからこの島を離れ、たたら砂という場所に向かうので綾華やトーマとは暫くお別れになりそうです。ですが、綾華はまだしもこれからトーマはどうなってしまうのでしょうかね。今回は一時的に逃れただけなので、またすぐに捕まって神の目を押収されてしまうのではないのでしょうか。無事を祈りつつ抵抗軍に会うため出発する主人公なのでした。