雄叫び2008
久々に雄叫びを聞いた。
スポーツ観戦をしているとたびたびあることだけれど、今回聞いた雄叫びは、まるで自分がその場にいるかのように、大きく胸の奥まで響くような雄叫びだった。
発生の主は、北京オリンピック男子平泳ぎ100mを世界新記録で優勝した北島康介選手。
この4年間、前回があまりにも鮮烈な優勝劇だったために、名言も残しテレビの露出も多くなり、プロ転向など華やかさと同時にもたらされる大きな苦労があったのだろうと思う。
僕は彼をずっと追っていたわけではないけれど、それでもその雄叫びはしっかりと、北京から飛騨の山奥まで届いた。
どうしてだろう?とふりかえる。
だって、テレビのオンエアでは雄叫びまではしっかりとは拾っていない。ほとんど映像のみなのだ。
でも、その大きな雄叫びはしっかり僕に届いているのだ。
そして同時に、僕の中にも武者震いのような震えが来た。とても震えているのだ。
まるで、何かが僕のからだの外へ出たがっているかのように。
強烈なモチベーションと、からだの中にはもはや収めておくことができないほどの感情、感激が北島選手の体外へ放出された時に、きっと僕の中の放出されたがってる何かが共鳴して動いたのではないかと思う。
こういう魂の叫びのようなものは、時空を超えて共鳴する。虫の知らせ、じゃないけれど、いつだって魂たちは共鳴するものを探しているような気がするのだ。
もちろん僕は北島選手ほどの力も無ければ、結果も残せていない。
けれど、確かに共鳴している。
これはとても嬉しいことだ。
このからだの出たがっているものを、雄叫びとして放出できるかどうかはわからないけれど…
この北京オリンピックは、その共鳴だけで、十分意味がある。
きっと多くの人に夢や勇気を与えるんだろうな。
視線「二十四の瞳」なら「二十四のひ…ひだっち」
大人から子供まで大人気の「ひだっち」。
これ、実は飛騨に伝わる民芸品「さるぼぼ」をデフォルメしすぎたらこーなっちゃった的なもの。
こういうものは大抵の場合失敗に終わることが多いのだけれど、これはちょっと別格なのです。
特に夏になってからは飛ぶように売れていくので、また2ダース追加発注をしたら、こんな風に届きました。
すごい視線。 固まってしまいます。
でも良く見ると、みんな違う表情のように見えます。
この顔は、きっと能面の様に完成されたものなのかもしれません。
の加減で喜怒哀楽を表す…。
すげぇ、「ひだっち」すげぇ!
伝統芸能の世界に殴りこみか!?
今晩、夢に出てきそうです。
うなされなければいいけれど…。
「森のがっこう」工房が大盛況!
僕の職場の「森のがっこう」の工房が、この夏大盛況だ。
その中でも前回紹介した「アルミでマイスプーン作り」と並んで、大人気のプログラムが「木の枝で万華鏡作り」。
山から拾ってきた間伐材の枝を8センチくらいの長さに切って、穴を開け、そこにアクリルボールと、アクリルミラーを入れて作る簡単なクラフトプログラム。
でも、このプログラムには大人も夢中になってしまう要素がたくさん含まれている。
その一つは、この万華鏡は「テレイドスコープ」であるということ。
一般的に民芸品としてみる万華鏡は、筒の先にビーズが散りばめられていて、それが合わせ鏡に映って幾何学的に見える。
これを「カレイドスコープ」という。
うちで作る「テレイドスコープ」は筒の先に付いた透明のアクリルボールに映る景色全体が幾何学的に見えるというもの。
花を見ても、空を見ても、虫を見ても、それこそ万華鏡の名の通りの景色が見える。
そして、もう一つが携帯電話のカメラが万華鏡に化けるということ。
そもそも、人間の肉眼でピントが合う万華鏡の長さは20センチ以上。
それ以下の小さい万華鏡もたくさん販売されているけれど、大体覗き穴にレンズが付いていてそれで距離を調整している。
でも、前述のようにうちの万華鏡の長さは8センチ。
レンズも入っていないから真剣に肉眼で見ようと思うと、どうしてもピンボケする。
そこで活躍するのが「携帯電話のカメラ」だ。
こいつらがレンズの役割をして、ピントを合わせてくれる。
写真も撮れる上に、同時に一人しか見ることのできないはずの万華鏡の景色を共有できるのだ。
というわけで、「森のがっこう」の入り口の展示スペースで、運悪くもこれを覗いてしまった人は、高確率でこのプログラムに参加することになる。
そんなわけで、とても大盛況なのです。
この大盛況、僕がここの支配人になった時に「いつかクラフト工房を作りたい!」と夢に見た光景。
まだまだ夢の途中だけれど、一歩ずつ前に進んでいるようです。
工房内の風景はこんな感じです。他にも箸作りや、バードコール作りなど色々ありますよ~。
楽しいんだな、これがまた。













