Colly's Camp -424ページ目

楽しさのオーラ

【↑楽しさのオーラに満ち溢れたブース】


このお盆期間中、僕の職場には楽しさのオーラが充満する。


楽しさのオーラを持ち込んでくれるのは、僕の尊敬する宮崎喜一さんが代表をつとめる「ART&LIFE自然学校」の出張体験プログラム。


実は先日もブログに書いた「アルミと木の枝でマイスプーン作り」を開発したのも、この自然学校で、今回の移動工房にはこのスプーン作りのほかに、「アルミでシエラカップ作り」のプログラムも持ってきてくれた。


期間中はアルミ板を叩く木槌の音が響き渡り、時折そのリズムの合間を縫って、これも喜一さんが竹で手作りで作った三線の音色が聞こえる。



【↑オーラでまくってます】


もう、これだけで楽しさのオーラが充満しているのがわかる。


喜一さんのパートナーとして働く、キャンプネーム「ういろう」君は、僕と同い年で、淡々とプログラムを進行していく。


彼も独特のオーラを持つ男で、特別何をしゃべるわけでもないのだけれど、周りに子供達が寄ってくる。


こういう存在の男もうらやましい。


基本的に雑務からプログラムまでを「ういろう」君がこなし、全体を喜一さんが見ると言うことなのだけれど、喜一さんは楽しさ担当なのか、しょっちゅう三線を弾いたり、CDを変えてみたり、また、時に若い女性が来るとキリッと自分からプログラムをこなしたりしていて、ほとんどが「ういろう」君が動かしているようにも見える。




【↑若い女性に丁寧にシエラカップ作りを教える喜一さん】


でも、それがいいのかもしれない、と思う。


とてつもなくゆるい空気が流れていて、その中でプログラムが進行していくから、参加しているほうは、ちょっと不思議な時空を過ごすことになるのだ。


そして、気が付くとみんな首から自分で作ったアルミのスプーンをぶら下げて会場を後にする。


楽しさのオーラ。


こんな雰囲気を、オーラを、

自分も出せたらいいのにな、といつも思う。

毎日殺生。




僕の職場の「森のがっこう」では、今年から「アマゴのつかみ取り」をやっている。




川魚のつかみ取り需要は意外に高くて、ペンション宿泊の人やキャンプ場の利用客が結構利用してくれる。




でも、中には純粋に「つかみ取りがやりたい」だけの人がいる。




これが思っている以上に多かったりするから困る。


そういうお客さんは大体において、子供が一生懸命掴んでいる姿を見て、「かわいそう」という。


それはそれで、かわいそうなのだけれど、「森のがっこう」のこのプログラムのねらいは、


その「かわいそう」の上に僕達の命が成り立っていることを知ってもらいたいのだ。




でも、つかんだ魚を「川へ還していいですか?」ときかれたりする。


それは困るのだ。養殖のアマゴだし、それにこれだけ人の手の油がついてはそう長くは生きられない。


ここで、最もアマゴに対しての思いやりを示すには、しっかり食べて味わって、アマゴの命を自分達の力にすることだ。











そんなわけで、僕がプログラムを担当するときは、基本的に塩焼きにして食べてもらうことにしている。


さすがにさばくのは無理、というのはわかるから、結局僕がとどめを刺す。




包丁で魚の内臓を取り出している横で 「かわいそう」 と子供が言う。


子供の無邪気な心からの「かわいそう」を聞いていたら、なんだか本当に「かわいそうなことをしている自分」が嫌になってきそうだ。




でも、僕はアマゴをさばいて、串に刺して炭火で焼く。




運よくアマゴの卵が出てきたりすると、一瞬子供の目が輝く。




「このアマゴはお母さんだったんだね」


「この卵もしっかり食べてあげようね」




涙を浮かべながら、うんうんと子供がうなづく。




自分的にはとても感動するシーンなのだけれど、魚がいい感じに焼きあがると、さっきの涙はどこにおいてきた?というぐらい、アマゴの塩焼きにむしゃぶりつく。









「アマゴって美味しいね」





うんうん、これでいいんだ。




オイラの殺生も無駄じゃないんだ… と毎日自分に言い聞かせている。

飛騨高山サイダー


今の会社に入社してから、ずっと慕ってきた上司がいた。


商品開発のセンス、旨いものを見分ける舌、そして情報収集力、行動力、求心力。


とてもずば抜けた人だった。


その上司が今年の2月に会社を辞めた。

そして、数ヵ月後に新会社を立ち上げた。


彼の思いやこだわりが100%商品にのり、妥協無く本物を追求していく商品開発。


敵になったわけではないけれど、同じ商品開発部門を持つ会社の人間としては、かなり手ごわい相手だ。


その上司が新しい会社で作った商品を味見した。


「飛騨高山サイダー」





…旨い。


うちでも「飛騨清見サイダー」というのを出しているけれど、それよりも旨い。


さっそく、僕が責任者をしている宿泊施設でも仕入れた。


元上司への義理とかではなく、僕も彼と同じく


「本当においしいものをお客さんに提供したい」のだ。


ボトルのデザイン、味、どれをとってもずば抜けている。


彼のセンスにまたしても刺激を受けている。


会社は違えど、これからも上司と部下の関係は変わらないのだな、とつくづく思う。